1歳の子どもが下痢をした…原因や家庭でできることをご紹介

1歳の子どもの体はまだまだデリケート。
食べたものやストレス、感染症などによって下痢をしてしまうことがあります。
下痢というと胃腸炎が原因のイメージが強く、病院を受診するべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
今回は、1歳の子どもの下痢について、原因や家庭でできることをご紹介します。
子どもが下痢をしたときの参考にしてみてくださいね。

 

下痢で病院を受診するべきときとは

下痢とともにほかの症状が見られるときには、かかりつけ医に相談しましょう。
とくに38度を超える発熱や水分が取れないとき、ぐったりしているときには速やかな受診をおすすめします。
また、ロタウイルスが流行しやすい冬やアデノウイルスが流行しやすい夏に下痢が見られたときにも受診が必要です。

 

1歳の子どもの下痢の原因とは

1歳を含む子どもの下痢は、多くがウイルスや細菌を原因とします。
ウイルスや細菌が原因の下痢の場合、ほかにも症状が見られることが多いです。
1歳の子どもの下痢の原因を詳しくご紹介します。

 

ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎は、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスを原因とします。
原因となるウイルスが口から体内に入ることで感染してしまうのです。
下痢以外にも嘔吐や発熱といった症状が見られることも。
下痢に含まれたウイルスによって二次感染が生じることもあり、家庭内感染に注意が必要です。
下痢の処理をしたあとには石鹸でよく手を洗い、衣類やタオル類は塩素系漂白剤で消毒してから洗濯しましょう。

 

細菌性胃腸炎

細菌性胃腸炎は、カンピロバクターやサルモネラなどの細菌を原因とします。
原因となる細菌がついた食べ物を食べることで感染してしまうのです。
一般的に胃腸炎と呼ばれる場合、細菌性胃腸炎を指すことが多いとされています。
下痢以外にも発熱や血便が見られることも。調理をするときにはしっかりと加熱しましょう。

 

乳糖不耐症

乳糖不耐症は、乳製品に含まれる乳糖を原因とします。
乳糖をうまく消化・吸収できずに下痢を引き起こしてしまうのです。
胃腸炎などの疑いがないのに下痢が1週間以上続く、乳製品を食べたあとに下痢になるという場合には、
乳糖が原因になっているかもしれません。かかりつけ医に相談すると安心です。

 

食物アレルギー

食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べたときに起きるアレルギー反応のことです。
湿疹や嘔吐などが代表的な症状ですが、下痢を引き起こすこともあります。
食物アレルギーは、食べてから30分以内に症状が出ることが多く、2時間以内に症状が出ることも。
初めて食べた食材で下痢が見られたときには、食物アレルギーが原因かもしれません。
食べる量や体調によっては、重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
食物アレルギーの可能性があるときには、かかりつけ医に相談しましょう。

 

腸の運動によるもの

食べ過ぎや水分の取り過ぎでも下痢を引き起こすことがあります。
これは、腸の運動によるもの。運動が活発になることで、いつもよりも吸収できる量が少なくなってしまうのです。
また、冷たすぎるものを食べた・飲んだときや、疲れているとき、
ストレスとなる出来事があったときにも腸の運動が低下します。
いつもと変わらない様子で下痢が見られたときには、腸の運動が原因かもしれません。

 

1歳の子どもが下痢をしたときに家庭でできること

子どもが下痢をしたときには、清潔を保つことができるように綺麗にしましょう。
ぬるま湯を入れたソースボトルやシャワーなどを使って、汚れを洗い落とします。
下痢の回数が多いときには、濡らしたガーゼやコットンを使うこともおすすめです。
子どもの皮膚はとてもデリケート。いつもと同じようにお尻拭きを使ってしまうと、肌荒れを起こしてしまう可能性もあります。
できるだけ余計な成分の入っていないもので拭き取りましょう。また、水分補給も大切です。
湯冷ましや麦茶など、飲み慣れたものをこまめに飲ませましょう。
水分を嫌がるときや医師の指示があるときには、乳幼児用イオン飲料や経口補水液を使う方法もあります。
食欲がある場合には、消化の良いものを少しずつ食べさせてください。柑橘類や乳製品は避けましょう。

 

これらの症状が見られたら病院へ

水分や食事をとることができ、元気な様子であれば基本的に自宅で過ごして問題ありません。
ですが、つぎのような症状が見られたときにはかかりつけ医を受診しましょう。

・便が白い

・便に血が混ざっている

・下痢が1週間くらい続いている

・機嫌が悪い

・泣き止まない

・腹痛が続いている

・腹痛の痛みが強い

・元気がない

・ぐったりとしている

 

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1歳の下痢の原因についてご紹介しました。
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