1歳の歯磨きのポイントとは？健康な歯のために知っておきたいことをご紹介

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1歳の歯磨きのポイントとは？健康な歯のために知っておきたいことをご紹介

2023.02.27

1歳の歯磨きのポイントとは？健康な歯のために知っておきたいことをご紹介

赤ちゃんのころからの歯磨きが、生涯の口内環境に影響を与えるといわれています。
大切な我が子には、歯も健康でいてほしいと思うはず。
とはいえ、スムーズに歯磨きをさせてくれないこともあるでしょう。
今回は、1歳の歯磨きのポイントをご紹介します。
取り入れた歯磨きアイテムもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

1歳でも歯磨きをしっかり行うべき理由とは

まずは、1歳でも歯磨きをしっかり行うべき理由をチェックしてみましょう。
2つの理由をご紹介します。

歯磨きの習慣をつくる

歯磨きは大人になっても毎日行うこと。
習慣として身につくよう、赤ちゃんのころから歯磨きの時間を作りましょう。
小学校に入るころを目安に、自分で歯磨きできるようになることが目標です。
とはいえ、無理やり歯磨きをすることはNG。嫌がって歯磨きが嫌いにならないよう、少しずつ進めていきます。
歯ブラシを嫌がるときには、ガーゼを使うこともおすすめです。

虫歯を防ぐ

唾液の多い赤ちゃんは、虫歯になりにくいといわれています。
ですが、歯磨きをしないまま過ごすと虫歯のリスクも増えてしまうのです。
1歳のころはまだまだ乳歯が生え揃っていない時期。
永久歯に生え変わるため、虫歯になっても気にならないママ・パパもいるかもしれません。
実は、乳歯が虫歯になると、永久歯の虫歯リスクや歯並び、噛む力やあごの発育に影響を与えます。
適度に歯磨きの時間を取り入れ、乳歯から虫歯を予防しましょう。

1歳で取り入れたい歯磨きアイテムをご紹介

歯磨きというと、歯ブラシや歯磨き粉のイメージが強いかもしれません。
歯ブラシを使った歯磨きが理想ですが、1歳の子どものなかには拒否感を示す子どももいます。
赤ちゃんや子ども向けの歯磨きアイテムは、ほかにもバリエーションが豊か。
子どもに合わせたアイテムを用意しましょう。

ガーゼ

濡らしたガーゼや歯磨きシートを使うと、歯の汚れを拭き取って綺麗にすることができます。
歯ブラシを嫌がるときや歯磨きデビューにおすすめです。

歯ブラシ（2種類）

歯ブラシを使うときには、子ども用と仕上げ用の2種類を用意しましょう。
子ども用の歯ブラシには、のど突き防止プレートがついたものや握りやすい形のものがあります。
仕上げ用の歯ブラシは、ヘッド部分が小さく毛も短いところが特長です。
1歳の口のなかは狭いため、年齢に合わせたサイズを選ぶと磨きやすいでしょう。
キャラクターがプリントされたものを選ぶと、子どもの興味や関心を引き出します。

デンタルフロス

歯と歯の間に隙間がない子には、デンタルフロスを使いましょう。
隙間がある子は、歯ブラシの毛先で十分です。もちろん、汚れが気になるときにはデンタルフロスを使っても問題ありません。
デンタルフロスは子ども用のものを選びましょう。

キシリトールタブレット

1歳半を過ぎると、キシリトールタブレットを使って虫歯予防することもできます。
キシリトールは、虫歯の原因であるプラークの働きを抑制する成分です。
適宜取り入れることで、虫歯になりにくい口内環境を作ってくれます。
ただし、キシリトールにはお腹をゆるくする働きがあるため注意が必要です。
歯ブラシやガーゼを使った歯磨きをメインに、補助として取り入れましょう。

フッ素

フッ素は、歯のエナメル質を強化してくれる成分です。
歯医者で塗布してもらう場合、3〜6ヶ月ごとを目安に行います。
家庭用のフッ素を使う場合には、年齢に合わせたフッ素量と回数を守りましょう。
フッ素はジェルタイプや泡タイプ、味付きなど、メーカーごとにさまざまな種類が販売されています。
どれを選ぶべきかわからないときには、歯医者に相談すると安心です。

1歳の歯磨きのポイントとは

最後に、1歳の歯磨きのポイントをご紹介します。

口が見える姿勢で行う

子どもの口は狭いため、対面では口のなかが見えにくいです。
ママ・パパのひざに寝かせて歯磨きしましょう。
頭を動かして危ないときには、ママ・パパの足の間に子どもを仰向けで寝かせます。
そのまま太ももで子どもの頭を固定して磨いてください。

歯ぐきを守る

子どもの口はとてもデリケート。歯ぐきに歯ブラシが当たると痛みを感じてしまいます。
痛みがトラウマになってしまい、歯磨きそのものを嫌がってしまう可能性もあるのです。
歯磨きをするときには、ママ・パパの指で子どもの歯ぐきを守りましょう。
また、子どもの歯はとても小さいです。ブラシ全体を使う必要はなく、毛先だけでも綺麗に磨くことができます。