3歳児健診で言葉の遅れが発覚?指摘される理由&相談先をご紹介

子どもの成長はいつだって気になるもの。
ときに不安になったり心配になったりすることもあるでしょう。
3歳児健診では、言葉をはじめ総合的に子どもの成長を確認してくれます。
「言葉の遅れを指摘された」「発達の遅れが発覚した」など、これからの子育ての方針が見つかることも。
今回は、3歳児健診で言葉の遅れが指摘される理由や、遅れがわかったときの相談先をご紹介します。
子どもの言葉について不安を抱えているママ・パパ、相談先を探しているママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

3歳児健診とは

3歳児健診とは、満3歳から満4歳になる前の子どもを対象とした健診のことです。
母子保健法に基づき、乳幼児健康診査の一つとして実施されています。
各自治体によって時期や内容は異なりますが、実施そのものが義務付けられているのです。
健診への参加は義務付けられてはいませんが、参加する家庭がほとんど。
子どもの成長を知る大切な機会と考えられています。

 

3歳児の言葉の発達とは

3歳児になると、理解できる言葉がグッと増えます。
理解しよう、伝えようとする意識も芽生え、より言葉でのコミュニケーションが盛んになる時期です。
述語や代名詞、助詞など文法を使った複雑な言葉も見られるでしょう。
ただし、言葉の発達は子どもの個人差が大きいもの。
発語や言葉の理解度、そのほかの発達などさまざまな項目を絡めながら、個人差の範囲内なのか遅れているのかを判断します。
代表的な3歳児の言葉の発達は以下の通りです。

・「〇〇して」など簡単な動作の指示を理解して行動する

・「食べる」「歩く」など生活で出てくる動詞を使う

・自分の名前や年齢など簡単な質問に答える

・日常の挨拶をする

・日常のやり取りをする

・自分の気持ちを言葉で伝える

・大小や色がわかる

・「これは?」「なんで?」など質問する

 

3歳児健診で言葉の遅れが指摘される理由

3歳児健診で言葉の遅れを指摘された、という経験は珍しくはありません。
健診会場は子どもにとって慣れない場所。そのため、緊張や不安感からいつもと様子が異なることもあるのです。
3歳児健診で言葉の遅れを指摘された=なにか異常がある、というわけではないことを理解しておきましょう。

 

言葉の理解度が低い

周囲で使われている言葉を理解できていないことで、発語が見られないことがあります。
言葉は、理解できるとはじめて語彙として子どもに蓄積されます。
どんなにたくさんの言葉に触れる機会があっても、理解ができないと子どもの語彙にならないのです。
「〇〇はどれ?」「〇〇はどこ?」など、簡単な質問をすることで子どもの理解度を測ることができます。

 

発語が少ない

発語が少ないと、言葉が遅れていると感じてしまうでしょう。
言葉を理解している姿が見られれば、発語が少なくても発達に問題がないことが多いです。
この状況は、子どもがたくさんの語彙を吸収している時期。ある日突然たくさんの発語が出てくるといわれています。

 

耳の聞こえに問題がある

言葉が聞き取れていないことで言葉が遅れているのかもしれません。
言葉が聞き取れていないときには、耳の聞こえを疑います。
とはいえ、耳の聞こえは1歳半健診や3歳児健診でも確認される項目です。
健診で耳の聞こえを指摘されなければ、耳による言葉の遅れの可能性は低いといえるでしょう。

 

障害の可能性が考えられる

言葉以外にも発達の遅れが気になるときには、障害の可能性が考えられます。
発達障害や知的障害の場合、日々の生活のなかで生きづらさを感じることも。
相談機関と連携し、適切な療育を受けましょう。
子どもに合った療育訓練によって、社会生活でも快適に生きる力を身につけることができます。
とはいえ、言葉の遅れだけで障害を判断されることはありません。総合的に子どもの姿を確認してもらうことが大切です。

 

3歳児健診で言葉の遅れが気になったときの相談先とは

3歳児健診で言葉の遅れが指摘されると、多くは経過観察となります。
とはいえ、経過観察の期間に不安を感じるママ・パパもいるでしょう。
言葉の遅れが気になったときの相談先をいくつかご紹介します。

 

子育て支援センター

子育て支援センターは、子どもの遊び場として利用したことがあるママ・パパもいるでしょう。
実は、遊べるだけでなく相談することもできるのです。
さまざまな子どもを見てきた保育士の意見を聞くことで、これからの方針を見つけることができるでしょう。
ほかの子どもや保護者と交流することで、情報交換にもつながるはずです。

 

保健センター

保健センターは乳幼児健康診査を実施する施設です。
健診だけでなく、子育てに関するさまざまなサービスを受けることができます。
経過観察で訪問する保健師も保健センターに在籍しています。
子どもの言葉をサポートする機関につないでほしいときにおすすめです。

 

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3歳児健診での言葉の遅れについてご紹介しました。
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