3歳に多い、赤ちゃん返り。原因と対応方法をチェックしよう

3歳に多い、赤ちゃん返り。原因と対応方法をチェックしよう

3歳はちょうど下の子の妊娠や出産と重なることが多いでしょう。それに伴い、赤ちゃん返りをすることがあります。赤ちゃん返りは、子どもの心理の現れといわれています。親や周囲からの愛情を確認する意味も含むため、対応について知りましょう。今回は、3歳の赤ちゃん返りについて原因や対応方法をご紹介します。

 

赤ちゃん返りとは

赤ちゃん返りは、幼児期の子どもが今までできたことを「できない」と言い出したり抱っこを要求したりする行動のことです。下の子の妊娠や出産が関係しているといわれています。赤ちゃん返りには、親や周囲からの愛情を確かめたり自己肯定感を獲得したりする意味合いも。兄弟のいる子どもにとって、発達段階で必要なことであるといえるでしょう。赤ちゃん返りの特長を4つご紹介します。

 

できることをやらない

3歳になると身のまわりのことが一通り自分でできるようになっているでしょう。赤ちゃん返りでは、できることを「できない」と言って手伝ってもらおうとします。食事や排泄、着脱などを甘えて、欲求を強く意思表示することが多いです。

 

スキンシップを求める

「抱っこして」「とんとんして」などとスキンシップを求める姿が見られるようになります。下の子の授乳時に「自分も」とアピールすることもあるでしょう。また、ママ以外の寝かしつけを嫌がるといった行動も見られます。

 

夜泣きする

日中の我慢やストレスによって、本当の赤ちゃんのように夜泣きすることがあります。これは、赤ちゃん返りの期間は気持ちが不安定になりやすいから。睡眠にも影響してくることがあるのです。

 

わがまま・欲求の主張が増える

ママやパパの気を引こうとして、わがままを言ったり欲求の主張が激しくなったりすることがあります。日中の我慢やストレスの反動といえるでしょう。手がつけられないほどのわがままを言うこともありますが、ママ・パパは重く受け止めすぎないことが大切です。

 

なぜ?赤ちゃん返りをする理由

赤ちゃん返りをする理由についてチェックしてみましょう。赤ちゃん返りは、自分を見てほしい欲求とママ・パパを下の子に取られたくないという防衛本能の現れといえます。赤ちゃん返りをする代表的な4つの理由をご紹介します。

 

愛情を独り占めしたい

今まで、ママ・パパの愛情は自分だけに向けられていました。下の子が生まれることにより、愛情が分散されることを本能的に避けようとしているようです。赤ちゃん返りでは、とくにママからの愛情を独り占めしたい欲求が強くなる傾向が多いです。「赤ちゃんのように、自分も愛してほしい」というサインといえます。

 

環境が変わって戸惑っている

下の子が生まれることにより、環境が大きく変わることになります。自分優先ではなくなったことで戸惑ってしまうのです。ママ・パパの愛情を独占できなくなるという不安もあるでしょう。また、赤ちゃん中心の生活になり、お姉ちゃんやお兄ちゃんと呼ばれることへの抵抗もあるのかもしれません。

 

気を引きたい

もっと自分に注目してほしい、という気持ちから赤ちゃん返りにつながることもあります。「自分はなにもできない」という行動を通して、ママ・パパの気を引きたいのです。気を引くことで、ママ・パパの視線が自分に集まることを望んでいます。「聞いて」と話の中心を自分にしようとする姿が見られることもあるでしょう。気を引くためにわざとしている行動ですが、無意識であることが多いです。

 

不安な気持ちを抱いている

今まで、自分が一番可愛がってもらえる対象でした。下の子が生まれることにより、一番の座が怪しくなったと不安な気持ちを抱くことも。もちろん、ママ・パパにとって順位をつけられないほどどちらも大切な存在です。不安な気持ちが赤ちゃん返りとして現れるといわれています。

 

赤ちゃん返りの対応方法とは

赤ちゃん返りの対応をするときには、子どもの思いを汲み取ることが大切です。安心できるよう、意識して子どもとの時間を作りましょう。

 

スキンシップを増やす

子どものストレスの軽減には、ママ・パパとのスキンシップが効果的です。下の子にもするように、抱っこをたくさんしてあげましょう。このとき、言葉でも大切に思っていることや好きであることを伝えてくださいね。また、ママ・パパと二人きりの時間を作ることもおすすめです。

 

叱らない

赤ちゃん返りを叱ってはいけません。子どもの思いを受け止めて、気持ちを切り替えられるように促しましょう。とはいえ、下の子の育児で精一杯なときもあります。イライラして叱ってしまったときには、必ずフォローをしてくださいね。感情的にならず、諭すように伝えることをおすすめします。

 

札幌市内の保育園は中和興産株式会社へ

3歳の赤ちゃん返りについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて園児を募集しています。見学・入園についてお気軽にお問い合わせください。

 

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