4歳の虫歯を防ぎたい!なりやすい理由や場所・知っておきたいこととは

大切な我が子には、いつまでも虫歯のないきれいな口内でいてほしいもの。
人間の歯は乳歯から永久歯へと生え変わりますが、子どものころの口内環境が大人になっても影響すると考えられています。
今回は、4歳の虫歯について詳しくご紹介します。我が子の歯のケアに関心のあるママ・パパは参考にしてみてくださいね。

 

子どもが虫歯になりやすい理由とは

子どもの歯は虫歯になりやすい、という話が有名です。
これは、子どもの食事に関係しています。口内は通常、中性が保たれています。
ですが、食事によって酸性になってしまうのです。
酸性の状態が続くと歯が溶けてしまい、虫歯になってしまうと考えられています。
子どもは、大人よりも食事量が少なく、間食で栄養を補っています。
そのため、口内が酸性の状態に偏りやすいです。
酸性の状態で虫歯の病原菌が活性化すると、虫歯を引き起こしてしまいます。
さらに、子どもの歯は有機物をたくさん含んでいます。
虫歯に対する抵抗が低く、虫歯の進行も早くなりやすいのです。
歯のなかで神経が占める割合も高く、虫歯の穴を見つけたときにはすでに神経付近まで進行してしまっていることも多いです。

 

4歳が虫歯になりやすい場所をご紹介

子どもの年齢によって、虫歯になりやすい場所が異なると考えられています。
4歳の場合、奥歯の間が虫歯になりやすい場所です。
これは、第一大臼歯が生えるから。第一大臼歯が生えるために動くことで、奥歯が押されてすき間がつまります。
食事による汚れや細菌が留まりやすく、虫歯を引き起こしやすい環境になってしまうのです。
歯の間が虫歯になってしまうと、見た目ではすぐに判断することができません。
小児歯科を受診し、フロスや歯の色を確認してもらうことで虫歯の有無がわかります。
虫歯が疑われるときにはレントゲンによる精査を実施。
被ばく量が気になるかもしれませんが、現在主流のデジタルレントゲンは日光浴程度の被ばく量といわれています。
小児歯科でレントゲンを受けても、被ばくの心配はいらないといえるでしょう。

 

4歳の虫歯について知っておきたいこと

虫歯は身近な病気ですが、家庭でしっかりと口内ケアを行うことで十分に防ぐことができます。
4歳の虫歯について知っておきたいことをチェックしてみましょう。

 

歯と歯の間が虫歯になりやすい

4歳を含め、子どもの虫歯は歯と歯の間に見られることが多いです。
見た目ではわかりにくいため、ママ・パパが気づかないということも。
さらに、奥歯は歯のすき間がつまりやすく、歯ブラシでは汚れが残りやすいといわれています。
子ども用のデンタルフロスを使って、しっかりと汚れを取り除きましょう。
やり方がわからない、力加減が不安というときには、小児歯科で指導を受けることもおすすめです。

 

乳歯の虫歯は白色である

虫歯というと、黒く変色するイメージを持つママ・パパも多いでしょう。
実際、大人の虫歯は黒くなります。ですが、乳歯の虫歯は白色であることが多いです。
これは、進行が早い虫歯であるから。柔らかい歯であるため、黒い虫歯よりも白い虫歯になりやすいのです。

 

子どもの虫歯が痛みがでにくい

子どもは、痛覚が十分に発達していません。
そのため、虫歯によって痛みを発しても気づかないことも多いのです。
痛みに気づかないと、どんどん虫歯が進行してしまいます。
子どもが痛みを感じたときには、虫歯によって歯に穴が空き、歯ぐきが腫れてしまっているということも。
虫歯の痛みは出退を繰り返すため、つぎの日には痛みを感じないことも珍しくありません。
普段との食べ方の違いや歯ブラシが当たったときの変化をよく観察しましょう。

 

食事の変化で進行が進む

子どもは食事の面でも発達している途中です。
少しずつ食べられる食材や味付けが増え、味覚が発達していきます。
飲みものやおやつなどから、甘いものを好むことも多いでしょう。
甘いものによって歯を溶かすスピードが早くなると、虫歯になったときにも進行が進みやすくなってしまいます。
とはいえ、甘いものが絶対にNGというわけではありません。甘いものを食べたときには、必ず歯磨きをしましょう。

 

神経まで虫歯が進行しやすい

永久歯と比べると、乳歯はエナメル質が薄いです。エナメル質の厚みは、大人の半分程度といわれています。
そのため、虫歯になると神経まで進行しやすいです。
エナメル質内で虫歯が留まると、再石灰化をしたときに治る可能性も。
エナメル質の下にある象牙質まで入り込んでしまうと、一気に虫歯が進行してしまいます。

 

4歳の虫歯について知ろう

4歳の虫歯についてご紹介しました。
札幌市内で5つの保育園を運営する中和興産株式会社では、園児たちの虫歯予防に努めています。
また、各園では現在園児を募集中です。入園はもちろん、一時保育も大歓迎。病児保育も柔軟に対応しています。
まずはお気軽にご相談ください。

 

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