保育園の入園に向けて離乳食を開始！いつから？どうやって？基本をご紹介

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保育園の入園に向けて離乳食を開始！いつから？どうやって？基本をご紹介

2021.03.27

保育園の入園に向けて離乳食を開始！いつから？どうやって？基本をご紹介

子どもが初めて母乳や育児用ミルク以外のものを口にする離乳食。何から、どのように、いつから始めるかわからず不安になるママ・パパもいるでしょう。今回は、保育園の入園に向けて始めたい、離乳食の基本についてご紹介します。離乳食のポイントもご紹介するので参考にしてみてくださいね。

いつから？離乳食を開始する目安とは

離乳食は、5、6か月頃に始めます。成長の過程に合わせて、ごっくん期から進めましょう。とはいえ、5か月になったからすぐに始めなければならないわけではありません。離乳食の開始には目安があります。

・首が座っている

・大人の支えがあれば座ることができる

・食べ物に興味がある

これらの様子がみられれば離乳食を始めることができます。職場復帰を考えるママにとっては、子どもを預け始める頃。慣れるまでは離乳食と保育園、職場復帰でバタバタしてしまうかもしれません。

どうやって？離乳食の食べさせ方とは

離乳食の食べさせ方についてチェックしてみましょう。時期に合わせて正しい食べさせ方をすることで、食への興味や関心がより高まります。また、子どもも食べやすさを感じられるでしょう。

離乳食初期

離乳食初期は、母乳や育児用ミルク以外のものを初めて口にするタイミング。楽しく食事をすることが大切です。10倍がゆなどのペースト状のものが基本になります。無理に食べさせることはありません。この頃は母乳や育児用ミルクから栄養をとりましょう。離乳食は午前中の1回のみ。離乳食後は子どもの欲しがるだけ母乳や育児用ミルクを与えます。使うスプーンは金属のものを避けましょう。この時期は、焦らずゆっくりと進めることが大切です。

離乳食中期

離乳食中期になると、食べることに少しずつ慣れてきます。食事は楽しい、ということを感じてもらうことが重要です。7倍がゆなど少し形があるものに挑戦する頃です。ふわふわの硬さくらいのものがちょうど良く、豆腐くらいの固さが目安になります。中期なると離乳食は午前中と午後の早い時間の2回。この頃も離乳食の後は子どもの欲しがるだけ母乳やミルクを与えてOKです。スプーンから水分を取る練習もしていきましょう。

離乳食後期

離乳食後期になると、すり潰す程度の硬さのものがちょうど良いです。食べ物に興味が増える時期でもあり、手掴みで食べさせることも発達の段階として必要になります。床に散らばる離乳食にグッと我慢をして、好きなように食べさせましょう。無理に止めることはせず気持ちに寄り添ってください。初期・中期は、栄養を母乳やミルクから摂っていました。後期には離乳食から栄養を摂ることが目標です。後期には3回食になるので、家族で食卓を一緒に囲めると子どもの食欲も湧くでしょう。幼児食の一歩手前です。離乳食の準備の負担も少しずつ減ってくる頃でしょう。

どうする？離乳食を食べないときの原因・対策とは

離乳食はずっと順調に進むとは限りません。子どもの体調や機嫌によって思い通りに進まないことはよくあることです。もしかすると離乳食自体に原因があり、食べない可能性もあります。原因を見つけ、改善することで子どもの食への意欲が湧くきっかけになるかもしれません。時期別によくある原因をまとめてみましたのでご紹介します。

離乳食初期

初期の頃は離乳食の何もかもが初めてなので嫌がって当然です。今まで母乳やミルクしか飲んでいなかった口の中に、味わったことがないものが入ってくるのです。慣れなくて当然といえるでしょう。ポイントは素材の味に慣れてもらうこと。ミルクと離乳食での口の動きの違いに慣れてもらうことも大切です。できるだけ滑らかになっているか、人肌の温度になっているのか確認しましょう。おかゆの上澄みだけあげてみることもおすすめです。

離乳食中期

この頃の目的は習慣づけることです。まだまだ離乳食に慣れていない子もいるでしょう。ステップアップしたときには、食べやすい大きさや柔らかさになっているか今一度確認してみてください。豆腐くらいの固さを目指しましょう。食材によって食べにくいときには、とろみをつけてみる方法もおすすめです。少しづつ食べられるものも増えると同時に、苦手な味もわかってくる頃。どうしても食べないときには苦手な味・食材なのかもしれません。

離乳食後期

3回食になるので食事のリズムをつけるのに良い頃です。味覚も発達してくるので、一度固さを見直してみましょう。少しずつ味をつけてみるのも良い頃ですが、慣れないときには素材のままの味でもOK。空腹の状態で食べさせることも効果的です。そして、手掴み食べで自由に食べることが大切な時期でもあります。「やってみたい」という子どもの気持ちを尊重しましょう。