仕事をしながら子育てしていると、すべて予定通りに過ごすことは難しいでしょう。
休みと思っていた土曜日に、急に仕事が入ってしまうこともあるかもしれません。
ママ・パパのどちらかが家にいたり、祖父母にお願いできたりすると問題ありませんが、
頼れる人がいないということもあります。
子どもが保育園を利用していて、自宅保育が難しいときには土曜保育がおすすめです。
今回は、土曜日の保育園利用について詳しくご紹介します。

保育園は土曜日も利用できる！？

多くの保育園では、平日以外にも子どもの受け入れを行っています。
すべての保育園が平日以外に保育を行っているというわけではないため、
利用を検討したときには早めに在園する保育園に確認しましょう。
また、平日以外に保育園に預けるためには、条件が定められていたり事前の申し込みが必要だったりすることも。
保護者が仕事の場合のみに利用が限定されているため、就労証明書の提出が求められることもあります。

土曜日に保育園を利用するための条件とは

保育園ごとに平日以外に子どもを預けられる条件が定められています。
多くの保育園で用いられる条件は以下の通りです。

・保護者が仕事のため自宅保育が難しい

・就労証明書や必要や申請書を提出している

・通院や介護などで自宅保育が難しい

・急な私用によって自宅保育が難しい

・送迎時間を守ることができる

平日以外の保育園利用は、基本的に保護者のやむを得ない事情があるとされています。
「子どもを預けてゆっくり休みたい」「美容室やマッサージなどに行きたい」など、リフレッシュ目的での利用はできません。

土曜日に保育園を利用するためには申し込みが必要

平日と同じように保育園に行っても、預かってもらうことはできません。
子どもを預けるためには、事前の申し込みが必要です。
申し込みにも期限が定められており、締め切りをすぎるとどんな理由でも利用できないということも。
保育園に登園する子どもの年齢や人数に合わせて保育士が配置されるため、
シフト作成の面から申し込み期限の厳守が求められる保育園が多いです。
申し込み期限までに利用の有無をはっきりさせることが難しいときには、早めに保育園に相談しましょう。
多くの保育園で提出が求められる書類は以下の通りです。

・保育園が指定した申請用紙

・就労証明書

・勤務証明書

多くの保育園で定められている書類の提出期限は以下の通りです。

・1か月分の利用：前月の20〜25日または当月の初週の月曜日

・単発の利用：利用日の1週間前または利用日の週の水曜日

土曜日に保育園をスムーズに利用するためのポイントをご紹介

平日以外だからといって、子どもの過ごし方に大きな違いはありません。
ですが、保護者や保育士にとっては少しイレギュラーに感じてしまうことも。
お互いが気持ち良く過ごすために知っておきたいポイントを3つご紹介します。
平日以外保育園に子どもを預けるときの参考にしてみてくださいね。

利用の定員数や空き状況を確認する

平日以外に保育園に子どもを預けるためには申し込みが必要ですが、
子どもを受け入れる人数に余裕がなければ保育は実施されません。
利用を検討したら速やかに保育園に定員数や空き状況を確認しましょう。
そのとき、必要な書類の説明を聞いておくと安心です。
在園する保育園で保育が実施されていないときには、認可外保育園などほかの預け先を探すことになります。
早めに行動することで、保育が実施されていないときにも別の方法を考えることができるでしょう。

早めに利用を伝えておく

申請期日までに仕事のスケジュールがわからないこともあるでしょう。
「もしかしたら〇〇日に利用するかもしれない」とわかった時点で保育園に相談することをおすすめします。
土曜保育は保育士の人数や給食・おやつの準備が少なめ。
当日突然保育園に行っても、預かってもらうことは不可能と考えておきましょう。
土曜保育の利用の有無がはっきりわかったら再度保育園に報告すると安心です。

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