子どもが夏風邪に。熱は何日続く?熱があるときの対処法もご紹介

子どもの間で夏風邪が流行る季節がやってきました。
「保育園・幼稚園で夏風邪が流行ってきた」「夏風邪に関するお便りが配布された」など、夏風邪を身近に感じる機会も増えるころでしょう。
子どもの夏風邪は、熱の症状が特徴的です。

今回は、子どもの夏風邪について熱の症状や対処法をご紹介します。

 

子どもの夏風邪とは

子どもの夏風邪は、プール熱やヘルパンギーナ、手足口病の3種類を指します。
どれも乳幼児に感染が広がりやすく、子どもの感染症として有名です。

夏に流行のピークを迎えることから、夏風邪と呼ばれています。

 

プール熱

プール熱とは、咽頭結膜熱のことです。
汚染されたプールの水が結膜に入ったり、体を拭くタオルを共有したりすることで感染が広がることからプール熱と呼ばれています。

7〜9月ごろに流行し、39℃以上の高熱と目の充血や結膜炎の症状が見られるところが特徴です。
そのほかに、のどの痛みや赤み、腫れなども見られることがあります。
プール熱の症状は3〜5日ほど。
症状が治まり、2日経過すると保育園や幼稚園に登園することができます。

 

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナとは、ウイルスに感染することで発熱やのどの水疱が見られる感染症です。
突然の発熱のあと、口の奥側に赤い水疱が見られます。
水疱は破れると食事を摂れないほどの痛みを発生させるところが特徴です。

ヘルパンギーナによる発熱の症状は3日ほど。
症状が治まってもウイルスが排出されることがあるため、登園の再開にはかかりつけ医の指示を仰ぐことが大切です。

 

手足口病

手足口病とは、その名の通り手足と口に症状が現れる感染症です。
手のひらや足の裏、口のなかに水疱が見られます。
そのほかに発熱や下痢が見られることも多いです。

水疱はヘルパンギーナと同様に、潰れると痛みを発生させるところが特徴です。
ヘルパンギーナと異なる点は、発熱などの症状が治まれば登園を再開できるところ。
水疱が残っていても登園の再開が可能です。

 

子どもが夏風邪で熱があるときの対処法をご紹介

子どもが夏風邪で熱が出ると、症状が落ち着くまで家庭で過ごすことになります。
「体のほてりはどうしたら気持ちが良い?」「水疱があるときの食事は?」など、疑問を抱くこともあるかもしれません。
子どもが夏風邪で熱があるときの対処法をご紹介します。

 

発熱の対応は体温に合わせて

子どもの熱が37.5℃以下のときには、とくに特別な対応は必要としないでしょう。
元気そうに遊んでいれば、様子見で問題ありません。

子どもの熱が37.5℃以上のときには、心地が良いように冷やしてあげましょう。
動いて冷やすことが難しいときには、無理に冷やす必要はありません。

子どもの熱が38.5℃を超えるときには、解熱剤を使って楽にしてあげましょう。
水分をしっかりと摂らせ、脱水症状を引き起こさないように注意して見てあげてくださいね。

 

体のほてりは適宜冷やす

子どもの熱が上がりきると、ほてりや暑さを感じるようになります。
汗をかいているときには濡れタオルで体を拭き、着替えさせてあげましょう。
薄着にしたり布団をタオルケットに変えたりすることもおすすめです。

厚着によって暑さがこもると、熱性けいれんが起きやすくなると考えられています。
過ごしやすい薄さで楽な格好を選んであげましょう。
エアコンや扇風機を使って室温を調節するときには、子どもに直接風があたらないよう気をつけてくださいね。

 

無理に食事を食べさせない

これまで、「病気のときにはできるだけ食べることが大切」と考えられてきました。
現在は、「食欲がないときや痛みなどで食べられないときには無理をしなくて良い」と考えられています。
食べられそうなときに、食べられそうなものを食べさせましょう。

夏風邪はのどにつらい症状が出ることが多いです。
プリンやゼリー、豆腐やうどんなどのどの通りが良いものを選ぶことをおすすめします。
発熱でほてっているときにはアイスクリームも良いでしょう。

 

脱水に気をつける

夏風邪で怖いことは脱水症状を引き起こしてしまうことです。
発熱によって汗をかくと、体の水分が排出されてしまいます。
失った水分を補うために、こまめに飲み物を飲ませましょう。

食事で塩分や糖分の摂取が難しいときには、乳幼児用のイオン飲料や経口補水液を飲ませても良いかもしれません。
飲みやすそうであれば、乳幼児用のジュースを選んでもOKです。
柑橘系はのどに刺激を与えるため、りんごやぶどうがおすすめです。

授乳中の赤ちゃんは母乳やミルクで水分補給ができるとされています。
麦茶や白湯を飲ませても良いです。

 

まとめ

子どもの夏風邪について熱の症状や対処法をご紹介しました。
札幌市で保育園を運営している中和興産株式会社では、病児保育を行っています。
また、各園では園児も募集中です。

病児保育の利用をはじめ見学や一時預かりなど、お気軽にお問い合わせください。

 

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