子どもの夏風邪について知りたい!3つの種類と予防方法をご紹介

夏がやってくると、『夏風邪』というキーワードを耳にする機会が多いでしょう。
子どもが風邪っぽいときに、夏風邪を疑うこともあるかもしれません。

実は、夏風邪には3つの種類があります。
今回は、子どもの夏風邪について種類や予防方法をご紹介します。
夏風邪について詳しく知りたいママ・パパは参考にしてみてくださいね。
夏風邪の予防に力を入れたいママ・パパも必見です。

 

子どもがかかる夏風邪は2種類のウイルスが原因

風邪は、正式名称で風邪症候群のこと。
ウイルスに感染することにより、くしゃみや鼻水・鼻詰まり、咳やのどの発赤・痛み、発熱などの症状が見られる状態を指します。

夏風邪は、夏に流行しやすいウイルスによる風邪症候群のことです。
エンテロウイルスとアデノウイルスを原因とし、プール熱やヘルパンギーナ、手足口病を代表的とします。
プール熱はアデノウイルスが原因、ヘルパンギーナと手足口病はエンテロウイルスが原因です。

夏風邪に対する特効薬は存在せず、一般的な風邪と同様に対症療法にて自然に治ることを待ちます。

 

子どもの夏風邪は3種類

子どもの夏風邪は3種類あります。
プール熱とヘルパンギーナ、手足口病は夏の三大感染症と呼ばれることも。
6月の終わりごろから流行りはじめ、夏が終わるまで流行り続けることが多いです。

基本的な症状は鼻水や鼻詰まり、のどの炎症といわれています。
おう吐や下痢など、胃腸に症状が現れることも。
普段と異なる体調のときには、かかりつけ医を受診しましょう。

 

プール熱

プール熱は、アデノウイルスを原因とする夏風邪です。
咽頭結膜熱のことを指しますが、プールでの感染拡大が多いことからプール熱と呼ばれています。
プール熱は感染力が強く、飛沫感染や接触感染で感染拡大するところが特長です。

さらに、学校保健安全法にて第2種感染症に指定。
プール熱に感染すると、症状が治まってから2日経過するまで保育園・幼稚園に登園することができません。
プール熱の代表的な症状は以下の通りです。

・38℃以上の発熱が4〜5日続く
・のどの赤みや痛みが見られる
・目やにや涙がたくさん出る
・目のかゆみや充血が見られる

 

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは、エンテロウイルスを原因とする夏風邪です。
ウイルスの型にはいくつかの種類があり、シーズンの間で複数回感染することもあります。
4歳以下の子どもの間で流行しやすく、なかでも1歳前後の子どもは感染しやすいところが特長です。

飛沫感染や接触感染で感染拡大します。
ヘルパンギーナの代表的な症状は口のなかにできる水疱です。
水疱が潰れたときに痛みを発し、食事や水分を嫌がる子どもが多いとされています。
安静に過ごすと1週間程度で治ることがほとんどです。

ヘルパンギーナのそのほかの症状は以下の通りです。

・38℃以上の発熱
・のどの赤みや痛みが見られる
・口のなかに水疱ができる

 

手足口病

手足口病は、ヘルパンギーナと同様にエンテロウイルスを原因とする夏風邪です。
かかりやすい子ども年齢に幅が広く、生後半年〜5歳ごろの子どもが感染しやすいといわれています。
発熱の症状が現れることはまれであり、3分の1程度の確率です。

飛沫感染と接触感染で感染拡大します。
ウイルスの型にはいくつかの種類があり、シーズンの間で複数回感染することも。
手足や口のなかに水疱が見られるところが特長です。

手足口病のそのほかの症状は以下の通りです。

・37℃〜38℃前後の微熱
・下痢が見られる

 

子どもの夏風邪の予防方法とは

夏は魅力的なイベントもたくさんあるため、できるだけ元気に過ごしてほしいもの。
家庭でできる夏風邪の予防方法をご紹介します。

 

手洗い・うがいを徹底する

食事の前や排泄の後、外出から帰ったときには必ず手洗いとうがいをしましょう。
手洗いとうがいは感染症予防の基本でもあります。
手洗いは薬用の石鹸を使って30秒を目安に洗い流してくださいね。

うがいは、子どもができるのであれば手洗いとともに取り入れましょう。

 

室内を適温に保つ

暑い季節はクーラーや扇風機を使って涼しい室内に調整することでしょう。
ですが、涼しい室内と暑い屋外で大きな温度差が生まれると、体力を消耗しやすくなってしまいます。


子どもは大人と同じように体温を調整することができません。
そのため、温度差が大きいほど体調を崩しやすくなってしまうのです。
室内の温度は27℃前後を目安にし、涼しくなりすぎないように気をつけてくださいね。

 

子どもや家族でものを共有しない

食器やタオルなどを共有すると、接触感染や経口感染の可能性があります。
できるだけそれぞれに食器やタオルを用意し、共有することを避けましょう。
とくに乳児はなんでも口に入れて確認したい時期です。
唾液を介して感染する・させることがないよう、おもちゃの共有も控えることをおすすめします。

 

まとめ

子どもの夏風邪の種類と予防方法についてご紹介しました。
中和興産株式会社では、ふしみの森めぐみ保育園にて病児保育に対応しています。

お気軽にお問い合わせください。

 

=========================

↓中和興産株式会社の運営保育園はこちら↓
中和興産株式会社 運営保育園一覧

↓お問い合わせはこちら↓
お問い合わせ

=========================

SNS

instagramaロゴ
YouTubeバナー
TikTokバナー
PAGE TOP