小規模保育園は、昨今保護者からの人気が高い保育園です。
小規模保育園の魅力は、子どもの人数の少なさ。
なぜ子どもが少ないことで人気があるのか、小規模保育園のメリットとデメリットについてご紹介します。

保活を行う保護者の人は、参考にしてみてください。

 

小規模保育園とは

小規模保育園とは、受け入れ可能の子どもの定員が少ない保育園です。
人数は6人から19人と、大規模な保育園と比べて少なさが際立ちます。
さらに、利用できる年齢も0歳児から2歳児までと乳幼児に限定されています。

園の敷地面積も狭いので、家庭のような環境が特長です。
2015年に始まった「子ども・子育て支援新制度」により、小規模保育園も認可を受けられるようになりました。
大規模な保育園への入園が難しい昨今、保活を進める保護者の心強い味方となってくれるでしょう。

 

小規模保育園を利用するメリット

小規模保育園には、子どもの人数が少ないことで得られるメリットがたくさんあります。
代表的なメリットをチェックしてみましょう。

 

手厚い保育が受けられる

小規模保育園は、保育士の配置人数に配慮がされています。
利用する子どもの年齢は0歳児から2歳児までと、大人の援助を強く必要とする時期。
この時期に信頼できる大人とゆっくり関われるよう、配置基準が大規模な保育園よりも1人多く定められているのです。

大半の子どもにとって、保育園が初めての集団生活の場になるはずです。
身近な保育士と信頼関係を築くことは、安定した保育生活に不可欠といえます。

 

アットホームな環境である

小規模保育園は、大規模な保育園と比べると敷地面積が狭く定められています。
そのため、家庭のようなアットホームな環境で保育を受けられるのです。
保育士との関わりはもちろんのこと、子ども同士の関わりも深いものになるでしょう。

さらに、保育士が園全体を見渡せることで、予期せぬ怪我や事故の防止にもつながります。
家庭のつぎに長く過ごす場所であるからこそ、家庭に近い環境は魅力といえるでしょう。

 

異年齢児と深く関わる

小規模保育園は子どもの人数が少ないことから、合同保育が多く行われます。
合同保育とは、年齢に関係なく同じ活動を行うこと。
保育士の手厚い援助を受けながら異年齢児と関わることで、自然と適した関わり方を身につけられます。

一人っ子の家庭が多くなった昨今では、なかなか異年齢児と関わることが難しいといわれています。
小規模保育園を利用すると、保育園での生活を通して積極的に経験することができるのです。

 

連携施設がある

小規模保育園を利用できる年齢は、0歳児から2歳児までと限定されています。
ですが、小学校への入学は7歳になる年です。
入学までの数年間、保育園をどうするか不安に思う保護者もいるでしょう。

小規模保育園では、近隣の大規模な保育園や幼稚園と連携を行っています。
行事や健康診断をはじめとする園生活の連携はもちろん、卒園後の受け皿になってくれるのです。
連携施設では、小規模保育園の卒園後に転園できるよう枠を設けています。

この枠を利用することで転園を優先してもらうことができます。

 

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小規模保育園を利用するデメリット

小規模保育園には、子どもの人数が少ないことで感じるデメリットもあります。
保活を進めるときには、小規模保育園に限らずそれぞれのメリットとデメリットを比較しましょう。
小規模保育園のデメリットをご紹介します。

 

活動が限られる可能性がある

小規模保育園は、敷地面積の狭さから園庭がないことが一般的です。
そのため、戸外活動は近隣の公園で行うことになります。
園によってはまわりに公園が少ないことも。

保活を進めるときには、園のまわりの環境にもこだわることをおすすめします。
さらに、小規模保育園に限ったことではありませんが、戸外活動で一般道を歩くこともあります。
保育士が安全面に十分な配慮をしますが、気になる保護者もいるかもしれません。

 

行事が少ない

小規模保育園は、子どもの人数の少なさから行事の回数も控えめであることが多いです。
また、子どもの年齢も低いため内容に凝った行事は難しいでしょう。
とはいえ、成長に合わせた内容の行事はしっかりと行われます。

行事は派手な方が良い、という保護者は園見学のときに様子を教えてもらいましょう。
園によっては、連携施設と合同で行事を行うこともあります。

 

中和興産株式会社では小規模保育園を運営しています

中和興産株式会社では、札幌市白石区にて「ちゅうわ南郷保育園」を運営しています。
ちゅうわ南郷保育園は、地下鉄東西線「南郷18丁目」から程近い場所に位置する、認可を受けた小規模保育園です。
まわりを複数の公園に囲まれ、季節を感じる戸外活動を積極的に行っています。

ぜひ、見学や入園のご相談をお問い合わせください。
ほかにも、札幌市内で4つの保育園を運営しています。
こちらもお気軽にお問い合わせください。

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