授乳中に親知らずは処置できる?赤ちゃんへの気になる影響を詳しく解説

妊娠中は、お腹の赤ちゃんの成長で頭がいっぱいだったことでしょう。
つわりやホルモンバランスによる体調変化で、なかなか自分の時間を作ることが難しいママもいたはずです。
出産後、改めて自分の健康に気を使ってみませんか?

とくに口内環境は、痛みが発生してから気づくことも多いです。
親知らずの痛みや違和感が気になるということも。
今回は、授乳中に親知らずを抜歯することができるのか、赤ちゃんへの影響について詳しくご紹介します。

 

親知らずとは

親知らずは、第三大臼歯や智歯とも呼ばれる歯です。
奥歯のなかで、最も後ろに生える歯でもあります。

親知らずは、一番前にある前歯から数えて8番目に位置。
永久歯のなかで最後に生える歯であるため、大人になってから気づく人も多いです。
なかでも、10代後半から20代前半に生えることが一般的といわれています。

親知らずは、人によって状態がさまざま。
ななめに生えたり歯肉に埋まったままになったりするだけでなく、そもそも親知らずがない人もいます。
上下左右の4本すべての親知らずが生えている人は、日本では40%以下程度だそうです。

親知らずの状態にとくに問題がない場合には、そのままで様子を見るケースが多いとされています。

 

授乳中に親知らずを抜くと赤ちゃんに影響はある?

赤ちゃんを出産し、授乳中のママのなかには親知らずが生えていることに気づくママもいるでしょう。
そのまま様子を見ることが多いかもしれませんが、痛みや違和感が気になるかもしれません。

基本的に、授乳中であっても親知らずを抜歯できることがほとんどです。
ですが、処置の内容によっては赤ちゃんに影響がないか不安に思うことも。
授乳中に親知らずを抜くと赤ちゃんに影響はあるのかご紹介します。

 

レントゲン

親知らずの状態を確認するために、レントゲンを撮影します。
レントゲンといえば放射線。
授乳中の場合、母乳を通して放射線の影響が赤ちゃんにあるのか気になるところでしょう。

現在主流のレントゲン撮影では、母乳を通して赤ちゃんに放射線の影響が与えられることはほとんどないと考えられています。
授乳中のレントゲン撮影は安心して良いものであるといえるでしょう。

また、ママの体に対する影響も過度に危険視する必要はありません。
歯医者でのレントゲン撮影は、自然に触れている放射線量よりも少ないです。

 

麻酔

親知らずを抜いたほうが良いと診断されると、抜歯前に麻酔を行います。
歯医者での麻酔は、局所麻酔が一般的です。
麻酔薬の赤ちゃんへの影響が気になるところですが、授乳中のママに禁止されている局所麻酔薬はないとされています。

ただし、赤ちゃんが生後3ヶ月以内である場合、母乳への麻酔薬の移行を考慮して、抜歯そのものを延期することが多いです。
生後3ヶ月を過ぎても麻酔薬の移行が気になるときには、歯医者へ行く直前に授乳を終えておきましょう。
局所麻酔をした時間から授乳を行うまでの時間を長い間隔にすることで、ママも安心できるはずです。

 

痛み止め

親知らずの抜歯後に使う痛み止めは、服用から約5〜6時間程度で体内からなくなるとされています。
そのため、服用前に授乳をし、時間をあけてからつぎの授乳をすることで、薬の影響は気にならないでしょう。

また、事前に授乳中であることを伝えることで、授乳中でも服用できる痛み止めが処方されることがほとんどです。
より安心して薬を服用することができるでしょう。
親知らずの抜歯は、麻酔が切れてから数日間続きます。
ママが元の生活に早く戻るためにも、無理をせずに痛み止めを服用することが大切です。

 

抗生剤

親知らずの抜歯を行うと、しばらくの間歯肉に穴が空いた状態になります。
そこから細菌感染を防ぐために、抗生剤を処方されることが一般的です。

授乳中でも服用できる抗生剤もあるため、事前に伝えておきましょう。
なお、歯医者の方針によっては、抜歯の状態に合わせて授乳中であれば抗生剤を処方しないこともあります。

 

授乳中に親知らずが気になったときは歯医者に相談を

親知らずは、人によって生え方が異なります。
横向きやななめに生えると、隣の歯を刺激してしまうことも。
また、歯ブラシが届きにくい場所であるため、知らぬ間に虫歯になっていることもあります。

親知らずが気になったときには、授乳中であっても歯医者に相談することが大切です。
歯医者に相談することで、抜くべきか様子を見るべきか判断してもらうこともできます。
妊娠中から、ママは歯の健康状態が変化しやすいです。
歯周病などを予防するためにも、定期的に歯医者を受診してくださいね。

自治体が実施している妊産婦歯科検診を受けることもおすすめです。

 

まとめ

授乳中に親知らずを処置したときの赤ちゃんへの影響についてご紹介しました。
中和興産株式会社が運営している保育園では、各園にて園児を募集中です。
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