授乳中に赤ちゃんがうなる…気になったときにチェックしたい原因と対処法

授乳中に赤ちゃんが「うーうー」「んーんー」とうなることがあります。
普段はなかなか聞かない声であるため、心配になってしまうママもいるでしょう。
授乳中の赤ちゃんのうなりは、ほとんどが問題のないもの。
ですが、なんらかの不満や不快感を伝えようとしていることが多いです。

今回は、授乳中の赤ちゃんのうなりについて原因や対処法をご紹介します。

 

授乳中に赤ちゃんがうなる原因とは

授乳中に赤ちゃんがうなっても、しばらく経つと落ち着くことが多いでしょう。
数日間や1日に数回などがほとんどであり、長期間うなることは少ないと考えられています。

授乳中に赤ちゃんがうなる原因をご紹介します。

 

母乳の出方に不満がある

「もっと飲みたいのに母乳が少しずつしか出ない」と、赤ちゃんが怒ってうなることがあります。
反対に、「母乳の勢いが良すぎてうまく飲めない」とうなることも。

母乳量が少ないときには、こまめに授乳を行いましょう。
授乳は母乳を生成するようホルモンを分泌してくれます。
もちろんママの体質も影響しますが、頻回授乳によって授乳量が増えるかもしれません。

母乳量が多いときには、授乳の前に搾乳しましょう。
赤ちゃんが飲む量を確保できるよう、母乳の勢いが落ち着く程度まで搾乳します。
搾乳は搾乳機を使うことはもちろん、手を使った圧抜きでもOKです。

 

母乳の味に不満がある

いつもと母乳の味が違うと赤ちゃんがうなることがあります。
母乳はママの血液によって生成。
食事の内容によって味が左右されるといわれているのです。

とくに高脂質・高カロリーな食事は食べ過ぎに注意が必要であると考えられています。
絶対に食べてはいけないというわけではありませんが、できる限り和食で栄養バランスの整った食事を心がけると良いでしょう。
育児用ミルクを使っている場合、さまざまなメーカーをお試しして赤ちゃんの好みを見つけることがおすすめです。

 

空気を飲み込んで苦しい

赤ちゃんは授乳のときに母乳だけでなく空気も一緒に飲み込んでいます。
授乳を続けると、次第にお腹が苦しくなってしまうのです。

また、離乳食開始前ごろまでの赤ちゃんは満腹中枢が未発達とされています。
満腹以上に飲んでしまいお腹が苦しくなることも多いです。

赤ちゃんが苦しくてうなるときには、授乳を中断してゲップさせてあげましょう。
ゲップによって溜まった空気が排出され、落ち着いて飲めるようになるはずです。

 

便秘でお腹が苦しい

便秘でお腹が張ってうなることもあります。
便が体のなかに留まっていることで、本来よりも空腹を感じにくくなってしまうのです。
その状態で授乳をすると、赤ちゃんはお腹が苦しくなってしまいます。

両足を股関節からぐるぐると優しく動かす、左右に体をひねらせるなど、ガス抜きをさせてあげましょう。
便が固くて大変そうなときには、綿棒浣腸によってうながしてあげることもおすすめです。
慢性的な便秘はかかりつけ医に相談してくださいね。

 

歯が生え始めて気になる

多くの赤ちゃんは、生後5ヶ月前後を目安に歯が生え始めます。
歯の生え始めは、歯ぐきがムズムズ。
赤ちゃんはとても不快に感じています。

歯のむず痒さが気になって授乳に集中できず、うなって怒っているのかもしれません。
この場合、歯がある程度まで生えると落ち着くことが多いです。
つぎの歯が生え始めたときに、同じようにうなる姿が見られるでしょう。

 

離乳食が影響している

離乳食が始まると、次第に赤ちゃんは食事から栄養を摂るようになります。
離乳食の始まりは食事に慣れる時期。
この時期に離乳食を目安よりも遥かに食べてしまうと、空腹にならないまま授乳を迎えてしまいます。

お腹が空いていないことで、うなる赤ちゃんもいるようです。
また、味の濃さや強い甘みに慣れてしまうと、母乳を嫌がるようになる赤ちゃんもいます。
授乳はもちろん、食育の観点からも素材の味や薄味を心がけましょう。

 

授乳中に赤ちゃんがうなるときの対処法をご紹介

最後に、授乳中に赤ちゃんがうなるときの対処法をご紹介します。

 

母乳を赤ちゃん好みに改善する

赤ちゃんにはそれぞれ好みの母乳があります。
ですが、ママの母乳もそれぞれ個人差があるもの。
赤ちゃんの好みに合うよう、母乳の改善を試してみましょう。

食事は和食のメニューを中心に。
栄養バランスを考え、暴飲暴食は控えることが大切です。
また、積極的な水分補給を行うことも意識してくださいね。

プロに母乳・授乳の相談をしたいときには、母乳外来や母乳育児相談室、産婦人科などに問い合わせましょう。

 

お腹の苦しさを解消する

赤ちゃんの体は小さいため、ちょっとしたことですぐにお腹が苦しくなってしまいます。
授乳中に赤ちゃんがうなったときには、はじめにお腹の苦しさを疑いましょう。

ゲップをさせるだけで赤ちゃんの進みが良くなるかもしれません。
排便回数が少ない・排便が見られないというときには便秘を解消してあげることも大切です。

 

まとめ

授乳中に赤ちゃんがうなる原因や対処法についてご紹介しました。
中和興産株式会社が運営している保育園では、現在園児を募集しています。
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