授乳中に赤ちゃんが暴れるのはなぜ?6つの原因と解決方法をご紹介

いつもは穏やかに過ごしている授乳時間に、突然赤ちゃんが暴れることがあるでしょう。
一回限りのこともあれば、数日間続くことも。
暴れたり暴れなかったりと、そのときによって異なることもあります。
赤ちゃんが暴れる姿に驚き、心配に思うママも多いです。

今回は、授乳中に赤ちゃんが暴れる原因をご紹介します。

 

授乳中に赤ちゃんはどのように暴れる?

授乳中に赤ちゃんが暴れる様子は、赤ちゃんによってさまざま。
もがくように手足を激しく動かしたり、泣いて嫌がったりする赤ちゃんが多いようです。
そのほかに、ママの乳首を噛んで引っ張る赤ちゃんやおっぱいを手で押して拒否する赤ちゃん、反り返る赤ちゃんもいます。

暴れ方に関わらず、嫌がったり怒ったりしている素振りが見られるようです。

 

授乳中に赤ちゃんが暴れる…考えられる原因とは

授乳中に赤ちゃんが暴れると、「母乳の状態が悪いのかな?」「赤ちゃんの体調が悪いのかな?」など、心配になってしまうママがほとんどでしょう。
授乳中に赤ちゃんが暴れる原因を6つご紹介します。

 

赤ちゃんが吸う力と母乳量が合っていない

月齢の低い赤ちゃんが授乳中に暴れる場合、赤ちゃんが吸う力と母乳の量が合っていないのかもしれません。
赤ちゃんの吸う力が弱いけれど母乳の勢いが良い、赤ちゃんの吸う力が強いけれど母乳の勢いが思うように出ない、というときに暴れて不満を訴える赤ちゃんが多いようです。

とはいえ、赤ちゃんが上手に吸えるようになることも母乳の量が安定することもすぐには解決できません。
授乳時間や回数、授乳時の姿勢を見直すことで、いつの間にか落ち着いて授乳できるようになるでしょう。

 

周りが気になって集中できない

外出先で授乳をすると赤ちゃんが暴れる場合、周りが気になっているのかもしれません。
とくに商業施設の授乳室は、周りにお店があります。
防犯の観点から人通りの盛んなところに授乳室を設置しているところも。

さらに、授乳室内も赤ちゃんにとって見慣れない場所です。
そのため、家のように落ち着いて授乳に集中することが難しいのです。
「お腹が空いているけれど、あっちの音が気になる」「壁の模様を見てみたい」など、授乳から気がそれることで暴れるような動きをします。

家を出る前にしっかりと授乳をする、つぎの授乳時間が来る前に帰宅するなど、工夫をすることで落ち着くでしょう。

 

空腹でない・お腹が苦しい

おっぱいを手で押して暴れる場合、授乳を拒否しているのかもしれません。
お腹が空いていないと食欲がわかないように、赤ちゃんも授乳を嫌がります。
時間を置いて再び授乳をすると、スムーズに飲んでくれるでしょう。

また、ガスや便がお腹に溜まっているときにも、暴れて授乳を拒否することがあります。
赤ちゃんは授乳中、母乳と一緒に空気を大量に飲み込んでいます。
空気でお腹が膨れてしまい、苦しくなってしまうのです。

授乳を中断してゲップを挟むことで、暴れることも落ち着くでしょう。

 

眠たいけれど飲みたい

赤ちゃんにとって、ママのおっぱいはとても安心できるもの。
授乳中に寝落ちする赤ちゃんも多くいるほどです。
「眠たいけれど飲みたい」というときに、寝ぐずりのように授乳中に暴れることがあります。

赤ちゃんが体の力を抜けるよう、優しく全身を撫でたり揺れたりしましょう。
少しずつリラックスし、ゆったりと授乳できるはずです。

 

姿勢が悪い

赤ちゃんが授乳しにくい姿勢になっていると、怒って暴れることがあります。
赤ちゃんが授乳のたびに暴れるときは、ママ・赤ちゃんそれぞれの姿勢を見直してみましょう。
顔と体の向きがひねっていないか、抱っこが不安定になっていないかなど一つひとつチェックします。

また、授乳にはいくつか姿勢の種類があります。
授乳の姿勢を変えてみることもおすすめです。

 

乳頭混乱を起こしている

母乳と育児用ミルクを使った混合育児の場合、乳頭混乱を起こしている可能性が考えられます。
乳頭混乱とは、赤ちゃんが哺乳瓶の乳首を好んでいる状態です。
哺乳瓶の乳首に吸いやすさを感じることで、ママの乳首を嫌がることがあります。

 

乳頭混乱で暴れる?家庭でできる解決方法をご紹介

乳頭混乱によって暴れるときには、2つの方法を試してみましょう。
なかなか改善しないときには、産婦人科や母乳外来、母乳育児相談室などに相談してみてくださいね。

 

母乳のあとに育児用ミルクを飲ませる

母乳と哺乳瓶では、哺乳瓶の方が楽に飲むことができます。
まずは飲むために力を使う母乳から飲ませましょう。
母乳の出が落ち着いてからミルクに替えてみてくださいね。

 

つぎの授乳まで時間が開くときには搾乳する

母乳は赤ちゃんが吸うことでどんどん作られるようになります。
赤ちゃんが欲しがる量の母乳を作れるようになると、完母育児に切り替えられるかもしれません。
つぎの授乳まで時間が開くときには、搾乳をして溜まった母乳を出しましょう。

ただし、母乳を作る量はママによって個人差があります。
完母育児が素晴らしい、育児用ミルクは良くないというわけではありません。
赤ちゃんとママにとって、ベストな授乳方法を見つけることが大切です。

 

まとめ

赤ちゃんが授乳中に暴れる原因をご紹介しました。
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