5歳は言葉をどのくらい話せる？言葉が少ない特徴や言葉を促す方法とは

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5歳は言葉をどのくらい話せる？言葉が少ない特徴や言葉を促す方法とは

2023.06.6

5歳は言葉をどのくらい話せる？言葉が少ない特徴や言葉を促す方法とは

5歳になると、発語がずいぶん豊かになるでしょう。
ママ・パパとの会話も上手になり、ときに反抗的な言葉を言う姿も見られるようになります。

今回は、5歳は言葉をどのくらい話すことができるのか、言葉が少ない特徴をご紹介します。
家庭で言葉を促す方法についてもご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

5歳は言葉をどのくらい話せる？

5歳は中間反抗期とも呼ばれる時期です。
文章にして自分の気持ちを伝えられるようになり、しりとりなどの言葉遊びも楽しむようになります。
その反面、言い訳や嘘なども多くなってくる時期です。

ときに反抗的な言葉を言うこともあり、困ってしまうママ・パパもいるでしょう。
また、なかには文字に興味を持ち始める子どももいます。
読み書きに挑戦する姿も見られるかもしれません。
もちろん、文字に関心がない子どもがいることも一般的です。

5歳の言葉が少ない特徴とは

「我が子はどのくらい言葉が発達している？」「もしかして言葉が少ないかもしれない」など、5歳の言葉について悩むこともあるはずです。
5歳の言葉が少ない特徴をご紹介します。

言葉が出てこず単語を並べる

5歳の言葉が少ない場合、単語を並べて話す姿が見られます。
「〇〇が〜〜で……した」と文章で説明することが難しいのです。
もちろん、興奮しているときや焦っているときなどには、文章にならないことも多いでしょう。

落ち着いているときにも日常的に単語を並べて話す場合には、言葉が少ないといえます。

した・されたが混同する

あげた・もらったなど、言葉が混同することも言葉が少ない特徴です。
同じように、大きい・広いなど、同じ意味の言葉が曖昧になってしまうこともあります。
とはいえ、まだまだ言葉を学んでいる最中です。

言葉を混同せずに完璧に言うことは難しいともいえます。

具体的でなく意味が伝わりにくい

子どもが保育園・幼稚園でどのように過ごしたのか教えてくれることがあるでしょう。
説明するときに「誰が」「なにを」など、具体的に言葉を続けられないときには、言葉が少ないといえます。
ママ・パパが掘り下げて質問しても説明することが難しく、意味が伝わりにくいこともあります。

時系列が曖昧になる

5歳になると、現在・過去・未来の時系列を理解する力が身につきます。ですが、曖昧な時系列で話す場合には言葉が少ないかもしれません。どうしてそうなったのか説明することができず、子どもの話からは経緯を掴むことが難しいこともあります。

好きなものは上手に話す

アニメやキャラクター、動物、食べものなど、好きな話題についてはスラスラ話す子どもがいます。そのほかの話題では言葉が詰まってしまう場合、言葉が少ないといえるでしょう。友だちやママ・パパの話に興味を持つことができず、突然自分の好きな話をするときにも言葉が少ないと考えられています。

5歳の言葉が少ないときに家庭でできることとは

言葉が少ないからといって、すぐに発達に問題があるとは考えられていません。発達はさまざまな要素が複雑に絡み合うもの。ママ・パパの独断で発達が遅いと判断することは避けましょう。とはいえ、言葉が少ないことで子どもが生活のしづらさを感じることもあります。まずは家庭でできることを試し、専門家の指示を仰ぐことがおすすめです。

絵本に触れる機会を多く持つ

言葉の発達を促したいときには絵本がぴったりです。絵本は、絵と文字、声を一致させて楽しみます。さまざまな絵本に触れることで、子どもの語彙を増やすことができるでしょう。どのようなときにどのような言葉を言うべきか、自然に身につけることができるはずです。

積極的に家族で会話する

家族で会話する機会をより増やすことも大切です。会話は言葉の実践ともいえます。信頼できるママ・パパの前でなら、リラックスして言葉を発せられるはずです。会話を何度も繰り返すことで、話す練習にもなるでしょう。さらに、会話でのコミュニケーションに楽しさを感じられると、友だちや先生との会話も盛んになります。子どもの発達は個人差が大きいもの。ある日突然、言葉がたくさん出るようになることも珍しくありません。