保育士1年目でも大丈夫！保護者対応のコツをわかりやすくご紹介

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保育士1年目でも大丈夫！保護者対応のコツをわかりやすくご紹介

2023.02.27

保育士1年目でも大丈夫！保護者対応のコツをわかりやすくご紹介

保育士は、子どもに保育を提供するだけが仕事ではありません。
日々の保護者との関わりも大切な仕事の一つです。
ですが、「保護者対応が不安」「自分から話しかけづらい」と悩んでしまうこともあるでしょう。
とくに保育士1年目では保護者対応の壁にぶつかりやすいといわれています。
今回は、保護者対応について知っておきたいコツをわかりやすくご紹介します。
保護者対応について知りたい1年目の保育士さんは参考にしてみてくださいね。

保護者対応は信頼関係を構築する

保護者対応は、保育士にとって欠かせない仕事の一つです。保育士は子育て家庭を支援する役割も担っています。
保護者対応をすることで、背景にある家庭の子育ての悩みに寄り添うことができるのです。
保護者にとって、保育士は頼りたい味方。話し方や聞く姿勢などから、信頼できる相手かどうか見極められているともいえます。
保護者に寄り添う姿勢から、信頼関係を築きましょう。

保育士1年目で心がけたい保護者対応のコツとは

保護者対応の一番のコツは、いつでも誠実な姿勢であること。
とはいえ、1年目の保育士さんはイメージが難しいかもしれません。
保護者対応のコツをより詳しく、わかりやすくご紹介します。

とにかく笑顔を心がける

直接会話をしないときでも、保護者は保育士の姿をよく見ています。
どんなときでも笑顔を心がけ、話しやすい雰囲気を作りましょう。
明るく元気なイメージとなり、保育士らしいハツラツとした印象を与えることができます。
保護者を見かけたときには、率先して挨拶の言葉をかけることも大切です。

保護者の話を親身に聞く

保護者は、相談したいことがあるときに保育士に話しかけることが多いです。
「どんな声をかけたら良いのかわからない」というときには、はじめに保護者の話を親身に聞きましょう。
相槌や共感する言葉、視線を合わせるなど、一つひとつ心がけることで誠実な姿勢が伝わります。

コミュニケーションの質を大切にする

保護者も保育士も、毎日忙しく過ごしています。
懇談・面談の場以外では、時間を作ることが難しいかもしれません。
じっくり話す機会に実りのある時間になるよう、コミュニケーションの質を大切にしましょう。
毎日の受け入れや受け渡しの時間に丁寧に接することで、質の高い関わりを持つことができます。
連絡帳の内容にこだわることもおすすめです。

わからないことは保留にする

子どもの発達や心身の不調など、保育士1年目では的確な答えが難しいこともあるでしょう。
適当に答えたり曖昧に答えたりすると、保護者が不信感を抱くきっかけになってしまいます。
回答に自信がないときには、一度保留にする勇気も必要です。
「主任に相談するのでお時間をいただけますか？」などと声をかけて時間をもらいましょう。
時間をもらったときには、そのままにせずに改めてしっかりと回答することが大切です。

保護者によって対応を変えない

保護者も保育士も一人の人間であるため、得意・苦手があって当然です。
ですが、保護者によって対応を変えることは決してしてはいけません。
保護者と保育士という関係性を大切に保ち、誰にでも平等に接しましょう。

決めつけない

保護者支援において、決めつけてしまうことは絶対にNG。内容によっては、保護者の信頼を失いかねません。
無意識に言ってしまうこともあるかもしれませんが、できるだけ保護者に寄り添った対応を心がけましょう。
もし決めつけた言い方をしてしまったときにはすぐに謝罪することも大切です。

正しい言葉遣いをする

「うける」「〜じゃん」「やばい」など、友だちとの会話で使う話し言葉はふさわしくありません。
保護者が話し言葉を使ったとしても、保育士は正しい言葉遣いを選びましょう。
仕事であることを常に意識することで、自然と言葉遣いもふさわしくなるはずです。
話し言葉を使ってしまったときには、すぐに訂正することも大切といえます。
また、毎日の連絡帳の記入にも言葉への注意が必要です。
常用漢字やら抜き言葉など、慣れない間は先輩保育士にチェックしてもらいましょう。

マニュアル通りにはいかないことを知る

保育園では、独自の保護者対応マニュアルを用意していることが多いです。
よくある内容を中心に、そのときに保育士がすべき対応がまとめられています。
基本的には、マニュアルに沿った保護者対応を心がけましょう。
ですが、ときにはマニュアル通りにいかないことも。
保護者にもいろいろなタイプがあるため、個別で対応を考えるときもあるかもしれません。
常にマニュアル通りが正解とは思わず、一人ひとりに寄り添う心がけが大切といえます。