近年、「自己肯定感」という言葉が注目を集めています。
自己肯定感は子どものころから育まれる、自分を大切にする力です。
今回は、自己肯定感を育む子育てについてご紹介します。
自己肯定感について詳しく知りたいママ・パパや子どもの自己肯定感を育みたいママ・パパは参考にしてみてくださいね。
自己肯定感とは
自己肯定感とは、その名の通り自分自身を認める感覚のことです。
自分の力を信じることができる、自分だけの価値があることを知っているなど、
自分を大切にする力を総合したものといえます。
自己肯定感が高い人間は、どんなことにも前向きに。
失敗を恐れずにチャレンジ精神や積極性を持ち続けることができるのです。
反対に、自己肯定感が低い人間は自分に自信が持てません。
自分を否定するクセがつき、歪んだ考えやネガティブな性格につながると考えられています。
自己肯定感が低い子どもとは?
子どもの自己肯定感が低くなってしまうとどのような影響がでるのか、3つの特徴をご紹介します。
もし子どもに特徴が見られたとしても、ママ・パパにすべての責任があるわけではありません。
これからの関わり方を意識することで、少しずつ子どもの自己肯定感も育まれるはずです。
褒められても素直に受け止めない
自己肯定感が低い子どもは、褒められても「本心で褒めていない」と捉えてしまいます。
素直に喜ぶことができず、うがった見方をしてしまうのです。
また、あえて褒められるようなことをしないという行動を選ぶようになってしまいます。
叱られると自分を責める
子育てにおいて、さまざまなシーンで叱る行為があるはずです。
どれも子どもの将来を思って叱りますが、自己肯定感の低い子どもは自分を責めるようになってしまいます。
叱られた行為ではなく、自分自身が悪いと思い込んでしまうのです。
「つぎは失敗しない」「〇〇してみよう」など、モチベーションを高める姿も見られなくなってしまいます。
チャレンジを嫌がる
自己肯定感が低い子どもはチャレンジ精神を保つことが難しいといわれています。
新しい遊具や遊びなどを嫌がるようになってしまうのです。
「できないから」「きっと楽しくないから」など、ママ・パパの提案も拒否をするようになります。
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子どもの自己肯定感を高めるために子育てで意識したいこと
子どもの自己肯定感を高めるためには、日々の子育てが大切です。
子どもの自己肯定感を高めるために子育てで意識したいことをご紹介します。
とはいえ、子どもはママ・パパだけでなく友だちや外の環境からも影響を受けるもの。
自己肯定感を高めることだけを考えるのではなく、日々を楽しく過ごすことを意識しましょう。
子どもの話を聞く
子どもの話をよく聞きましょう。
ときに口を挟みたくなることもあるかもしれません。
ですが、我慢をして最後までしっかりと聞くことが大切です。
自分の話を肯定的な雰囲気で聞いてもらえると、「この人に受け入れられている」と感じることができます。
「自分は周りに大切にされている人間なんだ」と自分自身を認めることにつながるのです。
子どもの意思を尊重する
子どもの意思を尊重することで、「自分の意見は大切なもの」と感じることができます。
選択する機会や考えてもらう機会を作っても良いでしょう。
ただし、わがままとのメリハリをつけることも忘れてはいけません。
結果ではなく過程を褒める
結果を褒めることは評価することといえます。
子どもも結果に注目するようになり、失敗したときに自信をなくしてしまうのです。
「100点を取らなければ意味がない」「良い子でいなければいけない」などと間違った受け取り方をしてしまうことも。
結果よりも過程を重視し、大いに褒めることが大切です。
また、子どものありのままの姿を認め、言葉でたくさん伝えることもおすすめです。
先回りをしない
子どものためを思って、なんでも準備してしまうママ・パパもいるでしょう。
「〇〇したほうが良い」などと、大人の判断を勧めてしまうことも。
ですが、先回りで準備をしてしまうと、子どもは自分で考えることができません。
困ったときにはどうするべきなのか、困らないためになにをするべきなのか、子ども自身が考える環境を作りましょう。
ママ・パパの自己肯定感を高める
子どもは、身近な大人をお手本にします。
ママ・パパの自己肯定感が高いことで、子どもの自己肯定感も自然と高くなるのです。
もちろん、子育てをしていくなかで疲れたり忙しかったりと気持ちに余裕がなくなることもあるでしょう。
そのようなときには、ママ・パパの気持ちを優先することも大切です。
まずはママ・パパが自分自身を尊重しましょう。
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自己肯定感を高める子育てについてご紹介しました。
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