【保育士向け】保護者対応で気をつけたい言葉遣い!言い換え方法をチェック

保育士の業務の一つに保護者対応があります。
保護者・子どもが安心して保育園を利用するためには、適切な保護者対応が欠かせません。
今回は、保護者対応で保育士が気をつけたい言葉遣いについてご紹介します。
正しい言葉遣いは、社会人として仕事をするためにも大切です。
保護者に対する適切な言葉遣いと言い換えを身につけましょう。

 

保護者対応で保育士が使うべきでない言葉遣いとは

保育士は、保育のプロでなければなりません。子どもだけでなく、保護者への子育て支援も担っています。
否定的な表現や曖昧な表現は避けて、保護者対応を行いましょう。
保護者対応で使うべきでない言葉遣いと言い換えをご紹介します。

 

そんなはずはない、それは違います

「そんなはずはない、それは違います」という言葉は、保護者の発言を全否定してしまいます。
とはいえ、保護者に対して「違う」と伝えたいときもあるはずです。
そのようなときには、「〜〜だとお感じになったのですね」などと保護者の気持ちを受け止めましょう。
それから、事実確認を行って「私としては、保育園としては」などとこちらの気持ちを伝えます。
内容によっては、一度保育士間へと持ち帰ることもおすすめです。
「早急に確認しますので、改めてお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と一旦保留にしましょう。
保育士の発言は、保育園の発言にもなります。保育士個人での回答が難しいときには、必ず園長や主任に相談してくださいね。

 

ですが、でも

「ですが、でも」という言葉も、保護者の発言を否定してしまいます。
まずは保護者の話を最後まで聞き、どのように感じているのか受け止めましょう。
それから「実は〜〜で」と保育士の話を続けます。
「実は」という言葉は、否定感を与えずに気持ちを伝えやすい言葉です。
保護者の話とは異なる事実を伝えたいときにおすすめの言葉といえるでしょう。
ただし、使いすぎには注意が必要です。「実は」という言葉を多用してしまうと、
隠していたように感じさせてしまう可能性もあります。

 

普通は、絶対に

「普通は、絶対に」という言葉は、保護者に不快感を与えてしまいます。つい選んでしまう言葉ではありますが
保護者に対して適切な言葉遣いではありません。子どもは発達や性格、すべてにおいて個性があります。
「普通は、絶対に」という言葉は、子どもの姿を否定してしまうことにもつながるのです。
「多くの場合は〜〜」などと言い換えることをおすすめします。
しっかりと根拠がある情報を伝えるときには、「厚生労働省によると〜〜」などと情報の出処を明確にしてくださいね。

 

なぜ、どうして

「なぜ、どうして」と理由を問う言葉は、保護者が責められていると感じてしまいます。
保護者と保育園で協力していきたいからこそ、強い言葉遣いには気をつけましょう。
とくに離乳食やトイレトレーニングなど、大きな成長のタイミングですれ違いが起きやすいと考えられます。
家庭としての考えを受け入れ、保育園としてどのようなサポートができるか考えると良いかもしれません。

 

わかりません、できません

「わかりません、できません」という言葉は、保護者が突き放されたように感じてしまいます。
無責任、冷たいという印象を与えてしまうこともあるでしょう。
保育士としての経験が浅い、配属先が変わったばかり、というときにはとくにわからないことが多いかもしれません。
だからといって正直に答えてしまうことはNG。
「主任に確認します」「ほかの保育士とも相談してみます」などと一旦保留にしましょう。
保育士の回答はイコール保育園の回答になります。責任のある発言を心がけることが大切です。

 

愛情が足りない

「愛情が足りない」という言葉は、保護者の子育てを完全否定してしまいます。
保育園は、家庭での保育が難しいママ・パパに代わって保育を行う福祉施設です。
つまり、利用している家庭は、就業など何らかの保育が難しい理由を抱えています。
保育園の利用一つとっても、ママ・パパは「いつから預けるべきか」「寂しい思いをさせないか」など
たくさん考えて決めたはずです。家庭でコミュニケーションの時間を増やしてほしいときには、具体例を挙げましょう。
保育園で人気の絵本や遊びを紹介することもおすすめです。

 

保護者対応の言葉遣いで保育士が意識したいこと

相手の立場になって考えることは、コミュニケーションの基本でもあります。
保護者の立場になり、どう感じるのかイメージしてみましょう。
保育に関する知識や経験は保育士の方が長けているかもしれません。
ですが、子ども個人のことを誰よりもわかっているのはママ・パパ。
ママ・パパの気持ちに寄り添った発言を心がけると良いでしょう。

 

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保育士が行う保護者対応の言葉遣いについてご紹介しました。
札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。
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