【離乳食】完了期とは？離乳食完了期の疑問をすべて解決しよう！

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【離乳食】完了期とは？離乳食完了期の疑問をすべて解決しよう！

2022.03.27

【離乳食】完了期とは？離乳食完了期の疑問をすべて解決しよう！

離乳食は月齢や食への意欲、食べられる量・食材に合わせて段階的に進めていきます。
離乳食初期、中期、後期と進むと、いよいよ完了期です。
離乳食完了期は、幼児食へ移行するための最後の離乳食となります。
今回は、離乳食完了期について気になる疑問をご紹介します。
疑問を解決して、家族で離乳食完了期を楽しみましょう。

離乳食完了期とは

離乳食完了期とは、離乳食の最後となるステップです。
離乳食完了期を終えると、離乳の完了となり幼児食へと移行します。
離乳の完了の目安は1歳〜1歳半ごろ。必要な栄養素やエネルギーの大半を食事によって摂取できるようになります。
食事の回数は1日3回、午前と午後に間食（補食）も食べさせましょう。
授乳は赤ちゃんの状態に合わせ、欲しがらなくなるまで飲ませて問題ありません。
なお、WHOでは2歳頃までの授乳が推奨されています。断乳・卒乳に焦る必要はないといえるでしょう。

離乳食完了期の疑問を解決しよう！

これまで離乳食を食べさせ続け、子どもの食事を作ることや一緒に食事をすることに慣れてきた頃かもしれません。
離乳食完了期になるからといって、大きく変わることはないでしょう。
とはいえ、さまざまなことに疑問を持つことも。
離乳食完了期の疑問を解決して、安心して離乳食を進めましょう。

いつスタートするの？

離乳食後期のスタート時期は、1歳から1歳半ごろ。
以下の子どもの様子を目安に少しずつ完了期へと移行しましょう。

・バナナくらいの固さの食材を歯ぐきで潰して食べる

・積極的に手づかみ食べをする姿が見られる

・コップやスプーン、フォークを使うことに興味を示す

離乳食完了期の進め方は？

離乳食完了期は、1日3回食べさせます。大人と同じように朝・昼・夕を意識しましょう。
一緒に食卓を囲むと、食育にもなりますよ。
大人の食事から取り分けたいときには、固さや大きさに注意し水や湯冷ましなどで薄味に調整してください。
また、1日1〜2回の間食（補食・おやつ）も食べさせます。
おにぎりやパン、麺類などエネルギーになるものを意識しましょう。
初めての食材を食べさせるときには、これまでと同様に少量ずつ食べさせてくださいね。

離乳食完了期の固さは？

離乳食完了期になると、歯ぐきで潰せる固さのものが食べられるようになります。
肉だんごやバナナくらいの固さを目安にしましょう。
大きさは一口で食べられるサイズが手づかみしやすくおすすめです。
まだまだ咀嚼力が発達中の時期。上手に噛んで飲み込めるよう、食材ごとに固さや大きさを調整してくださいね。
味付けもできるだけ薄味を心がけましょう。大人と同じ味付けは3歳ごろから食べられるようになります。

どんな食材を食べさせられるの？

おおよその食材を食べられるようになりますが、初めて食べる食材はアレルギーに注意が必要です。
また、塩分や脂質の摂りすぎにも気をつけましょう。
味の濃さが心配なときには、市販のベビーフードが参考になりますよ。
母乳育児の場合には、鉄やカルシウム、ビタミンDが不足しやすい傾向にあります。
魚や肉、レバー、大豆製品、乳製品、きのこ類を積極的に食べさせましょう。
フォローアップミルクを調理に取り入れてもOKです。離乳食後期で食べさせられる食材は以下の通りです。

・炭水化物：ほとんどの穀類・いも類

・ビタミン、ミネラル類：ほとんどの野菜、果物

・タンパク質：油揚げや生揚げなどの大豆製品は油抜きをする

ハムやウインナーなどの加工品も食べさせることができます。ただし、添加物や塩分が少ないものを選びましょう。
1歳ごろを目安に牛乳も飲みものとして与えてOKです。

1食はどれくらいの量？

栄養素ごとに離乳食後期の1食量をチェックしてみましょう。

・炭水化物：80〜90グラム（子ども用のお茶碗に軽く1杯）

・ビタミン、ミネラル類：野菜や果物などを合わせて40〜50グラム

・タンパク質：魚や肉は15〜20グラム、豆腐は50〜55グラム、卵は全卵1/2～2/3個

離乳食完了期の食べさせ方とは？

離乳食後期では、手づかみ食べを十分にさせてあげましょう。
スプーンやフォークなど、食具を使いたがる様子があればチャレンジさせることも大切です。
ママ・パパが食べさせる用とは別に、持ちやすい食具を用意することもおすすめ。
また、テーブルと椅子の高さも調整しましょう。まっすぐに座ったときにひじがテーブルにつく高さが目安です。