保育園から幼稚園への転園はアリ!?転園するメリット・デメリットとは

子どもにはいつだって最適な環境で過ごしてほしいと考えるでしょう。
子どもが2歳前後になると、保育園から幼稚園への転園を考えるママ・パパも多いです。
とはいえ、保育園を利用しているということは、ママ・パパは家庭での保育が難しいということ。
保育園から幼稚園へ転園することで、保育時間の短縮や子どもへの負担が気になるかもしれません。
今回は、保育園から幼稚園への転園についてメリット・デメリットをご紹介します。

 

保育園と幼稚園の違いとは

保育園と幼稚園の一番の違いは、施設が担う役割です。
保育園は、就労などの理由で家庭での保育が難しい家庭に代わり、保育を行うことを目的としています。
そのため、保育園の利用には自治体で保育の必要性を認めてもらわなければいけません。
保育園の場合、0歳児から利用することができます。幼稚園は、子どもに幼児教育を行うことを目的とした施設です。
保育園のように、入園に就労などの条件は設けられていません。
ただし、幼稚園は年齢制限を設定。満3歳以上の子どもを対象としています。

 

無償化のタイミングが異なる

20219年10月より、幼児教育・保育の無償化が始まりました。
この制度は、対象となる年齢になると保育料が無償になる制度です。
3歳以上が対象になりますが、保育園と幼稚園ではタイミングが異なります。
保育園の場合、無償化が始まるのは3歳児クラスの4月から。
幼稚園の場合には、誕生日を迎えて満3歳になると無償化が適用されます。
保育園から幼稚園に転園を考えたときには、無償化のタイミングも調べておくと良いでしょう。

 

保育園から幼稚園に転園するメリット

保育園から幼稚園への転園には、3つのメリットが挙げられます。

・就学前の基盤をつくる

・体を動かす機会が多い

・課外教室に参加できる

 

就学前の基盤をつくる

幼稚園は、文部科学省が定める幼稚園教育要領を基に指導を行います。
友だちとの関わり方や思いやりの気持ち、善悪の区別など、
社会で生活していくうえでのルールを身につけるところが特長です。
また、集団での生活や運動、創作活動などを通して、道徳や表現力、想像力なども養います。
小学校は座学が中心。幼稚園で生活することで、座って行う活動に慣れることができるでしょう。
もちろん、就学前まで保育園に通ったからといって、小学校への準備ができないわけではありません。

 

体を動かす機会が多い

幼稚園の設置には、敷地内または隣接した敷地に運動場をつくることを定められています。
そのため、すべての幼稚園でのびのびと体を動かすことが可能です。
とくに敷地内に運動場がある場合、防犯対策の面でもママ・パパは安心できるでしょう。
体を動かすことは、心身の健やかな成長のために欠かせないもの。
安心できる環境が整えられていることで、子どもたちも思いきり体を動かせるはずです。
もちろん、保育園にも運動できる場所の確保が定められています。

 

課外教室に参加できる

幼稚園のなかには、習いごとに力を入れているところもあります。
課外教室として英語や音楽、体操などの習いごとを開催。
幼稚園での保育時間が終わったあとに、そのまま課外教室に参加することができます。
慣れた環境・慣れた友だちと受講することで、学びやすい環境といえるでしょう。
ただし、課外教室を受講するためには受講料が必要です。
月額5,000円〜6,000円程度、別途教材代が必要とされています。

 

保育園から幼稚園に転園するデメリット

メリットがあるということは、デメリットがあるということでもあります。
保育園から幼稚園に転園することによるデメリットを2つご紹介します。

・環境の変化が負担になる

・保育時間が短い

保育園・幼稚園ともに子どもが毎日長い時間を過ごす場所。
転園を考えたときには、子どもの気持ちや負担を尊重しましょう。

 

環境の変化が負担になる

子どもはこれまで保育園で生活してきました。
幼稚園に転園するとなると、慣れた保育園を離れて新たな環境で過ごすことになります。
仲の良い友だちや好きな先生とも気軽に会えなくなってしまうのです。
環境の変化は、子どもにとってストレスになると考えられています。
幼稚園という新しい環境に慣れるためには十分な時間が必要です。
保育園から幼稚園に転園を考えたときには、子どもに十分なフォローができるのかしっかりと検討しましょう。

 

保育時間が短い

保育園と幼稚園を比較すると、保育時間に大きな差が生まれます。
ママ・パパどちらもフルタイムで働くとなると、預かり保育の利用が欠かせません。
預かり保育とは、保育園で実施される延長保育のようなもの。
預かり保育を利用するためには利用料が必要になります。
家庭への経済的な負担があるだけでなく、子どもが寂しさを感じてしまう可能性も避けられないでしょう。
さらに、幼稚園によっては預かり保育を行っていない園もあります。
転園を考えたときには預かり保育の利用についてもしっかりと考えることが大切です。

 

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