保育園実習に行きたくない！その理由と解決方法をご紹介

ホーム
企業からのお知らせ
保育園実習に行きたくない！その理由と解決方法をご紹介

2021.03.27

保育園実習に行きたくない！その理由と解決方法をご紹介

ドキドキでいっぱいの保育園実習。慣れない環境に思わず「行きたくない…」と思ってしまう人もいるでしょう。自分の将来のために頑張らなきゃ、と思うほど行きたくない気持ちが強くなることも。実は、この「保育園実習に行きたくない」という気持ちは多くの実習生が抱えているのです。今回は、なぜ行きたくないと思ってしまうのか、その理由と対策についてご紹介します。保育園実習に不安を抱えている人は参考にしてみてください。

「保育園実習に行きたくない」その理由とは

保育園実習では数日から数週間、学校に通う代わりに配属された保育園へと通います。勉強をしにきた先生として、子どもたちと長い時間関わることになるのです。教科書や授業を通してしっかりと学んでいても、実際に子どもたちの前に立つと緊張やプレッシャーを感じてしまう人もいるでしょう。程よい緊張感は安全に保育を行うためにとても大切です。では、何が「行きたくない」という気持ちを引き起こしてしまうと思いますか？保育園実習に行きたくない、よくある理由をご紹介します。

朝が早い

保育園の多くは7時には開園します。保育園実習のスケジュールのなかで、開園から実習が始まる日もあるでしょう。保育園実習では、毎日実習日誌の作成と提出が必要です。次の日の実習開始時間に関係なくやることはあるため、次の日が辛く感じてしまう人も。「行きたくない」と思うと手も止まり、どんどん睡眠時間が短くなってしまうこともあります。そのような日が続けば続くほど、保育園実習に行きたくない気持ちが強くなってしまうのです。

人間関係が難しい

保育園実習では、子どもだけでなく保育士との関わりも多いです。実際に現場で活躍する保育士から学べることは多い反面、コミュニケーションに難しさを感じてしまうことも。保育士は通常の業務に加えて実習生を指導することになるため、時間に追われていることも多いです。忙しそうにする保育士を見ると、質問や相談をしにくいと感じる実習生もいるでしょう。このすれ違いにより、保育園実習に行きたくないという気持ちを抱えてしまうことがあります。

業務の量が多い

保育士の業務は、子どもとの関わりが大半です。ですが、それ以外にも事務業務や清掃業務など1日のなかでもやることは多岐にわたります。そのため、もっと子どもと関わりたいのに…とギャップに悩んでしまう実習生も。どの業務も子どもたちが安全に生活するために必要不可欠です。気持ちを切り替えるための時間のなかで、「保育園実習に行きたくない」と思ってしまうことがあります。

学びたいことと園の特長が違う

毎日の勉強のなかで、自分の保育観が少しずつ育つということは自然なこと。例えば、音楽に触れる時間を大切にしたい、体をのびのびと動かす活動を行いたいなどが挙げられるでしょう。自分が大切に思う保育と実習先の保育理念が一致することが理想的かもしれません。ですが、実習先を指定できないことのほうが多いです。そのため、必ずしも自分が大切に思う保育を積極的に行えるわけではありません。本当はこんな保育がしたいのに…という気持ちが強くなるほど、「保育園実習に行きたくない」という気持ちも生まれやすくなってしまいます。

「保育園実習に行きたくない」気持ちを和らげる対策とは

どんなに「保育園実習に行きたくない」と思っても、保育士資格を取得するためには参加しなければなりません。実習先での生活に慣れ、子どもたちとの仲が深まった最終日には「離れがたい…」と思うようになる実習生も多いです。良い経験になったと思うためには、できるだけ早い段階での気持ちの切り替えが大切。限られた時間だからこそ、ネガティブなことばかり考えてしまうともったいないでしょう。行きたくない気持ちを和らげる対策をご紹介します。

仲間と応援し合う

保育園実習では、数人一組で実習に参加することが多いです。つまり、同じように頑張る仲間が目の前にいるのです。お互いで励まし合ってみてはいかがですか？同じ保育園で実習するからこそ、理解し合えることもあるでしょう。ただし、ネガティブなことばかりはNG。この先も頑張れるように応援し合うことを心がけてください。

実習後の予定を立てる

保育園実習では週末を挟むことも。好きなことをする時間を作る、どこかに出かけるなどリフレッシュできる予定を立ててみましょう。その予定に向かって頑張ることで、行きたくないという気持ちも和らぐはずです。同じように、自分が保育士として活躍する将来をイメージしてみても良いでしょう。いま自分は何をするべきか、が見えることでやる気向上へとつながります。