保育士試験の合格率をチェック!しっかりと対策をして合格を目指そう

子どもと密接な関わりを持つ保育士。
保育士として働くためには、保育士資格が必要です。
保育士資格は保育士試験に合格することにより取得できます。
保育士試験を受験しようと決めたとき、合格率が気になるところでしょう。
今回は、保育士試験の合格率について詳しくご紹介します。

 

保育士試験とは

はじめに、保育士試験について知りましょう。
保育士試験は、国家資格である保育士資格を取得するためのもの。
児童福祉法で保育士について定められているため、保育士資格を取得していないと保育士を名乗ることはできません。
保育士試験は年に2回、春頃と秋頃に実施されています。試験は筆記試験と実技試験の2段階。
筆記試験では全部で9科目の試験が行われ、各科目100点満点のうち6割以上を合格とします
。筆記試験に合格すると、実技試験です。実技試験では言語・音楽・造形のなかから2科目を選択します。
2科目それぞれ50点満点のうち6割以上で合格です。

 

地域限定保育士制度もある

2015年に生まれた「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律」によって、
地域限定保育士制度が制定されました。
地域限定保育士制度とは、その名の通り限定された地域でのみ保育士として働くことができる制度です。
通常の保育士試験とは別に、国家戦略特別区域の自治体にて保育士試験が実施されます。
地域限定保育士試験に合格した場合、3年間は対象の地域でしか働けません。
4年目以降は通常の保育士資格と同様に全国地域を問わずに保育士として働くことができます。
地域限定保育士試験が実施される自治体は、神奈川県と大阪府です。

 

保育士試験の受験資格をチェック

保育士試験は最終学歴によって受験資格が変わります。
保育士試験の受験を考えたときには、自分が条件に当てはまっているのか確認しましょう。

・大卒、短大卒の場合

教育基本法に基づいた国内の4年制大学、短大を卒業していれば、
学部・学科を問わずに保育士試験の受験資格があります。海外の学校を卒業した場合には、個別の確認が必要です。

・専門学校卒の場合

学校教育法に基づいた専修学校である、卒業した課程が修業年限2年以上専修課程である場合には、
保育士試験の受験資格があります。

・大学、短大、専門学校に在学中または中退の場合

大学に在学中の場合には、2年以上在学し62単位以上修得済みでなければなりません。
条件を満たさないまま受験することもできますが、年度内に条件を満たさなければ合格は無効になります。
大学を中退した場合にも、2年以上在学し62単位以上修得済み受験資格です。
短大に在学中の場合には、年度内に卒業できなければ合格は無効になります。
専門学校に在学中の場合には、修業年限2年以上の専門課程であることと年度中の卒業が条件です。
卒業できなければ合格は無効になります。

・高卒の場合

1991年4月1日以降に卒業した場合、児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間い以上の実務経験が必要です。
1991年3月31日以前に卒業した場合には、無条件で保育士試験の受験資格があります。
また、例外として高校の保育科を1996年3月31日以前に卒業した場合にも、
実務経験なしで保育士試験を受験することが可能です。

 

保育士試験の合格率とは

厚生労働省によって、保育士試験の合格率が発表されています。
令和2年の合格率は、24.2%だったようです。
例年20%前後が合格率となっているため、少しだけ合格率は上がったと考えられるでしょう。
とはいえ、10人受験して2人が合格するということ。保育士資格は難易度が高い国家資格といえます。

 

保育士試験の合格率が低い理由

保育士試験の合格率が低い理由は、筆記試験の難易度が高いからです。
9科目と数が多く、すべての科目で6割以上の得点が必要になります。
どんなに高得点だとしても、1科目でも6割に届かないと実技試験には進めません。
試験範囲が広いため、それだけで難しく感じるでしょう。
なお、6割に達した科目は3年間合格として有効になる制度があります。
「今年は4科目、来年は5科目」などと長期に計画して受験することも可能です。
また、厚生労働省が発表する保育士試験の合格率は、1回の受験で9科目すべてに合格した人を割合にしています。
実際に合格した人の割合はもう少し高くなるかもしれません。一方、実技試験は合格率が高いとされています。
自分の得意分野を選べること、一次試験から二次試験までに期間が空くことが理由といえるでしょう。

 

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