子どもの鼻血はよくあること!鼻血の原因や正しい止め方、よくある疑問とは

子どもが突然鼻血を出すと、驚くママ・パパがほとんどでしょう。
すばやく止血をしようとしても、子どもが動いてなかなか難しいこともあるかもしれません。
ちょっとした刺激でまた鼻血が出てしまい、しばらくの間繰り返してしまうことも。

 

今回は、子どもの鼻血について原因や正しい止め方をご紹介します。
よくある疑問についてもご紹介するので、子どもが鼻血を出したときの参考にしてみてくださいね。

 

子どもの鼻血とは

鼻血は、医学的には鼻出血と呼ばれています。
鼻血のほとんどはキーゼルバッハ部位からの出血によるものと考えられています。

キーゼルバッハ部位は、鼻の入口から1cmほど奥にある仕切りのような部位です。
毛細血管がたくさん通り、粘膜が薄いためちょっとした刺激で出血してしまいます。
鼻をぶつけたときをはじめ、鼻をいじったりほじったりすることでも出血するのです。

そのため、子どもは鼻血が出やすいといわれています。
ただし、鼻血をよく出す場合にはなにかの病気が隠れていることも。
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎が鼻血のきっかけになることもあるため、気になるときには病院を受診しましょう。

耳鼻科や耳鼻咽喉科で診察してもらうことができます。

 

子どもの鼻血の正しい止め方

子どもの鼻血は身近な反面、見た目の衝撃が大きくママ・パパは慌ててしまうもの。
さらに、地域や家庭ごとに独自の鼻血の止め方があることも多いです。

改めて、鼻血の正しい止め方をチェックしてみましょう。
鼻血の正しい止め方を知っておくことで、慌てずに適切に対処することができるはずです。

1.鼻血が出ている方の鼻の穴を真横から押さえる
2.顔を下に向ける
3.鼻の穴を押さえたまま、鼻の付け根を冷やす
4.5〜10分程度そのままで過ごす

鼻の穴を押さえるときは、両方の穴を押さえたほうが早く止まるといわれています。
ですが、風邪を引いていたり子どもが2歳以下だったりする場合、うまく口で呼吸できないことも。
息苦しそうな様子があるときには、鼻血が出ている方を押さえるだけでも問題ありません。

また、鼻血を止めている間に上を向いてしまうことはNG。
鼻血がのどに落ちてしまい、飲み込むと気持ち悪くなってしまいます。
飲み込んでも健康上の影響はありませんが、できるだけ下を向かせましょう。
10分以上押さえても鼻血が止まらないときには、耳鼻科や耳鼻咽喉科に相談してくださいね。

 

こんな鼻血は速やかに受診が必要

子育てをしていると、鼻血を見る機会が多いかもしれません。
ですが、たかが鼻血と思ってもなんらかの病気が隠れている可能性があります。
以下のような様子のときには、すぐに耳鼻科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。

・頭や顔を強くぶつけた後に鼻血が出た
・一週間のうちに鼻血が続けて出る
・鼻の穴を押さえても10分以上鼻血が止まらない
・鼻血のほかに歯茎からも出血が見られる
・わきの下やひざの裏などに内出血が見られる

 

子どもの鼻血の疑問を解決しよう

最後に、子どもの鼻血についてよくある疑問をご紹介します。

 

首の後ろを叩いたほうがすぐに止まる?

鼻血が出たときには、首の後ろにある筋に沿って叩くとすぐに止まると聞いたことがありませんか?
昔から知られる方法の一つですが、医学的な根拠はないとされています。
鼻血が出たときには首の後ろを叩かずに、安静に過ごしましょう。

 

鼻血のときに子どもが吐血したら?

鼻血が出ているときに上を向くと、鼻血が口やのどに落ちてしまいます。
飲み込んだ鼻血が気持ち悪く、吐いてしまう子どもも珍しくありません。
吐いたときにそのまま鼻血が混ざって出ることで、吐血に見えてしまうことも。

鼻血のときに吐血をしても、多くは心配はいらないでしょう。
鼻血が止まらずに吐血が続くときや、鼻血が出ていないのに吐血したときには速やかに受診してくださいね。

 

丸めたティッシュやガーゼを詰めるべき?

定番とされる鼻血の止め方の一つに、ティッシュやガーゼを鼻の穴に詰める方法があります。
ママ・パパも試したことのある方法かもしれません。

ですが、現在はあまりおすすめされない方法になっています。
これは、鼻血が止まってティッシュを抜いたときに、粘膜を傷つける可能性があるから。
再出血することで、なかなか鼻血が止まらなくなってしまうのです。

鼻の粘膜もより敏感になり、ちょっとした刺激で鼻血を出す原因にもなってしまいます。
なんらかの理由によって指で鼻の穴を押さえられない場合を除いて、できるかぎりティッシュやガーゼを使った止血は避けましょう。

 

ティッシュやガーゼを使うときには、鼻の穴の奥に入れすぎないように気をつけてくださいね。

 

まとめ

子どもの鼻血についてご紹介しました。

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