子供が風邪を引いてしまった…風邪の症状別におすすめご飯をご紹介

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子供が風邪を引いてしまった…風邪の症状別におすすめご飯をご紹介

2023.03.14

子供が風邪を引いてしまった…風邪の症状別におすすめご飯をご紹介

子供はちょっとした気温の変化や季節の変化に敏感です。季節の変わり目に風邪を引いてしまう子供も多いでしょう。
とくに保育園に通っていると、頻繁に風邪をもらってしまうことも。
なかでも入園時期は環境の変化に影響を受けて風邪を引いてしまうといわれています。
子供が風邪を引いたときに、ご飯が気になるママ・パパも多いはずです。
今回は、子供が風邪を引いたときに食べさせたいおすすめのご飯をご紹介します。

子供が風邪をひいたときには、脱水症状に注意が必要

子供は、大人と比較すると身体の水分の割合が多いといわれています。
発熱や嘔吐、下痢などによって水分の出入りも多くなるため、風邪のときには脱水症状に注意が必要です。
「風邪の症状が重く、なかなか食が進まない」というときにも、水分補給は忘れずに行いましょう。
子供が風邪を引いたときの水分補給のポイントを2つご紹介します。
脱水症状が見られたときには、速やかにかかりつけ医に相談してくださいね。子供の脱水症状のサインは以下の通りです。

・目が落ちくぼんでいる

・機嫌が悪い

・眠りがちである

・顔色が悪い

・泣いても涙が出ない

・尿量が減る、尿の色が濃い

・皮膚や口、舌が乾燥している

水分補給はこまめに、少量を

水分補給と聞くと、とにかくたくさんの水分を摂らせなければと思うかもしれません。
ですが、一度にたくさんの水分を摂ると、吐いたり下痢をしたりする可能性があります。
子供の風邪による脱水症状の予防には、少量頻回と呼ばれる、少量をこまめに与える方法がおすすめです。
一度に与える水分の量はスプーン1さじ〜2口程度。
時間が経って吐き戻しや下痢が見られなければ、少しずつ量を増やします。
授乳中の場合には、無理にお茶や水を与える必要はありません。
母乳やミルクで水分を賄うことができると考えられています。
経口補水液や乳幼児向けのイオン飲料も販売されていますが、与える前にはかかりつけ医に相談しましょう。

嘔吐時はすぐに水分を与えない

風邪の症状の一つに、嘔吐が挙げられます。
嘔吐によって水分が排出され、脱水症状が心配なママ・パパもいるでしょう。
ですが、子供の嘔吐は再び吐く可能性があります。30分〜1時間は様子を見て、嘔吐がなければ水分を与えましょう。
嘔吐をしてすぐに水分を与えてしまうと、再び吐いたときにより多くの水分が失われてしまいます。

子供の風邪の症状別におすすめご飯をご紹介

子供が風邪を引いたとき、「なにを食べさせれば良いのだろう」と悩むママ・パパも多いでしょう。
「普段通りのご飯は避けたほうが良さそう」「とはいえ栄養を摂らないと元気にならないのでは？」
と、頭を抱えてしまうことも。実は、風邪の症状によって食べやすいご飯と避けるべきご飯が異なります。
もちろん、子供が食べやすいご飯が一番。
風邪の症状別におすすめのご飯を紹介するので、ご飯を考えるときの参考にしてみてくださいね。

咳や鼻水が出ているとき

咳や鼻水が出ているときには、普段通りのご飯で問題ないといわれています。
ただし、のどの痛みが強いときには刺激の少ないご飯を選びましょう。なかでも柑橘類はのどにしみやすいです。
くだものを食べさせるのなら、りんごやバナナなどが適しています。さらに、熱いものや冷たいものものどに刺激を与えます。
温かいものはできるだけ冷まし、冷たいものは避けると食べやすいです。

発熱しているとき

発熱しているときには、胃腸の動きも鈍くなります。消化しにくいものや脂の多いものは避けましょう。
肉や魚、乳製品といったたんぱく質やいも類は負担がかかるため、無理に食べさせる必要はありません。
とはいえ、栄養が不足することも気になるはずです。ママ・パパは日々子供の栄養を考えているでしょう。
風邪のときこそ栄養を、と考えてしまいますが子供の食べやすさを優先することが大切です。
どんなに栄養が豊富なご飯も、体調が悪くて食べられなければ意味がないのです。
体調が回復して普段通り食べられるようになったら、今までのように栄養素を考えてあげると良いでしょう。

下痢や嘔吐、腹痛のとき

下痢や嘔吐、腹痛のときには、消化の良いご飯を食べさせましょう。
脂の多いものやなま物、脂肪分の多い肉や魚は胃腸に負担をかけてしまいます。
柑橘類はお腹をゆるめてしまうため、できる限り避けることがおすすめです。
軟飯やおかゆ、温かいうどんやそうめん、味噌汁、すまし汁、野菜スープなどがお腹に優しく食べやすいといわれています。
すりおろしたりんごは多くの子供から人気です。