早生まれの保活問題。不利って本当?なぜ?できることとは

待機児童の多さから、難しさが年々強まる保活。
保育園が決まらず復職できない、希望とはかけ離れた保育園に決まったなどネガティブな言葉が聞こえてくることもあるでしょう。
なかでも、早生まれの子どもを持つ家庭は、保活が困難といわれています。

今回は、早生まれはなぜ保活が不利なのか、入園するためにできることについてご紹介します。

 

早生まれは保活が不利と言われる理由

早生まれとは、1月1日から4月1日までの間に生まれたことを指します。
保活に早生まれ・遅生まれが関係あるの?と思うかもしれませんが、労働基準法で産後56日間は就業してはならないと決まっているのです。

そのため、多くの認可保育園では生後57日以降の預かりと定めています。
早生まれの場合、2月3日までに生まれることで0歳児クラスとしての入園が可能です。
それ以降になると、4月入園を狙いたいときには1歳児クラスへの申し込みとなります。

とはいえ、1歳児クラスは前年度の0歳児クラスからの持ち上がりもあり、枠が限られてしまうことがほとんどです。
ボーダーラインと枠の狭さ、保育園が限られてしまうことから、早生まれは保活が不利だと考えられています。

 

早生まれが保活に関係しないこともある

2017年10月1日に育児・介護休業法が改正されました。
最長で子どもが1歳半までだった育休が2歳までに伸びたのです。

そのため、家庭によっては最大限育休を取得してから復職することも。
2歳まで育休を取る家庭が多い地域であるほど、早生まれの子どもが1歳児クラスに入園できる枠に空きがあると考えられます。

さらに、育児・介護休業法の改正は、早生まれの子どもをもつ家庭にとってもメリットがあります。
0歳児クラスの4月入園に当てはまらない生まれであっても、翌年度の1歳児クラスの入園まで育休の取得が叶うのです。
4月に間に合わなくても、年度内の入園を十分に狙うことができます。

 

早生まれの保活でできることとは

早生まれは保育園に預けられない、というわけではありません。
復職の兼ね合いから、生後57日以降で保育園に預けたいと考える家庭も多くあります。

では、早生まれの子どもをもつ場合、どの種類の保育園で保活を進めるべきでしょうか。
保活を進めやすい2つの保育園をご紹介します。

 

認可外保育園

認可外保育園は、各都道府県知事からの認可を受けた保育園です。
認可保育園が国の基準を満たしていることに対し、認可外保育園では各都道府県が定めた基準を満たしています。

認可外保育園の特長は、園の方針の自由度です。
生後57日以降の受け入れだけでなく、生後3ヶ月目や6ヶ月目、満1歳以降と入園できる月齢も園ごとに決められています。
そのため、園によっては早生まれであってもスムーズに入園できるでしょう。

また、企業が福利厚生として設置する企業主導型保育園も認可外保育園に含まれます。
企業枠として優先的に入園できるため、勤務先への確認がおすすめです。

ただし、認可外保育園は保育料も園独自に設定することができます。
家庭の状況によっては、認可保育園よりも高い保育料になるかもしれません。

 

小規模保育園

小規模保育園は、国からの認可を受けて0歳児から2歳児までを対象として運営している保育園です。
6人から19人以下と定員が決まっていますが、乳児保育に特化しています。

3歳児クラスからは転園が必要となるため、再び保活をしなければなりません。
その手間がある分、選択肢から外す家庭も多くあり、早生まれの保活にとっては狙い目にもなります。

さらに、小規模保育園は周辺の保育園や幼稚園と連携を締結。
3歳児クラスからの受け入れとして、優先的に入園できるのです。
あえて小規模保育園を選ぶことで、保活がスムーズになるでしょう。

▶関連記事をチェック
小規模保育園は入りやすい?知っておきたいポイントとは

 

早生まれでも認可保育園を選びたいときは

やはり、保育料の問題から認可保育園を選びたいと考えることもあるでしょう。
先にご紹介した小規模保育園は認可保育園であるため、保活の選択肢に入れても良いでしょう。

小規模保育園のほかに、認可保育園を選びたいときの方法をご紹介します。

 

定員の空きを狙う

家庭によっては、認可保育園への入園が決まっても何らかの事情から辞退することがあります。
その際、認可保育園は二次募集を行うのです。
この二次募集での入園を狙いましょう。

募集の情報は、自治体にてまとめています。
申し込みの時期も限られるため、窓口に相談すると安心です。

また、時期によっては子どもが退園することも。
転勤や引っ越しのタイミングで空きがでる可能性があるので、こまめに自治体に問い合わせることをおすすめします。

 

あえて認可外保育園を利用する

認可保育園では、家庭が持つ点数による選考によって入園が決まります。
認可外保育園を利用した実績は、自治体によっては加点要素となるのです。

スムーズに保育園を決めるためには、点数を高くする必要があります。
あえて認可外保育園を利用し実績を作ることで、有利になるでしょう。
ほかにも、一時保育が加点に当てはまることも。
自治体で確認しましょう。

 

早生まれの保活は中和興産株式会社へ

中和興産株式会社は、札幌市内で5つの保育園を運営している保育園です。
認可保育園から小規模保育園、企業主導型保育園と地域に合わせた保育園を展開しています。

ぜひ一度、お問い合わせください。

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