0歳も便秘になる!なりやすい時期&改善方法を詳しくご紹介

大人も苦しい・辛いと感じる便秘。実は、0歳も便秘になるのです。
溜まった便でお腹が苦しくなると、食欲や機嫌、寝付きが悪くなってしまいます。
今回は、0歳が便秘になりやすい時期と便秘の改善方法についてご紹介します。
0歳の便秘について知っておくことで、いつもより排便が少ないときにすぐに便秘に気づけるでしょう。

 

0歳は便秘になりやすい

0歳の便秘はよくあることとされています。それは、消化器官が未発達かつ筋肉量が少ないから。
便の固さや排便の回数も安定しにくいと考えられているのです。0歳の便秘は自然なことといえます。
0歳のなかでも便秘になりやすい時期をチェックしてみましょう。

 

新生児の頃

新生児の頃は、1日の大半を眠って過ごします。体を動かす機会が少ないことで便秘になってしまうのです。
さらに、母乳とミルクでは成分が違います。ミルクを飲む赤ちゃんの方が便秘になる傾向が高いようです。
これは、乳糖による影響。母乳に含まれる乳糖には、腸内の善玉菌を活性化させる働きがあります。
善玉菌が活発になることで、排便もスムーズになると考えられています。
とはいえ、粉ミルクに乳糖が含まれていないわけではありません。
乳糖の有無と量はメーカーによって違うため、便秘が気になるときには
粉ミルクそのものを変えてみることも効果的といえるでしょう。

 

生後2〜3ヵ月の頃

生後2〜3ヵ月頃になると、腸に便を溜められる程度に消化器官が発達します。
1回あたりの便量が増えるように感じるのもこの時期です。
これは、単に便を溜めてから排泄するようになるから。便量の増加に伴い、排便回数が落ち着くことが多いです。
腸に便が溜まるということは、排泄までに水分が吸収されてしまうということ。
なかなか排便が見られないときには、便の水分がなくなって固くなっているのかもしれません。

 

生後5〜6ヵ月の頃

生後5〜6ヵ月になると、離乳食が始まります。離乳食によって便の様子が一気に変わるのです。
これまで、授乳のみで栄養と水分を摂っていました。離乳食を食べることで食材でも栄養と水分を摂るように。
色やニオイが大人の便に近づきます。さらに、離乳食は授乳と比べると水分が不足しやすいようです。
便が固くなり、便秘になりやすくなってしまうでしょう。
また、ちょうどこの頃に保育園に入園する0歳も多いです。
環境の変化によるストレスも便秘の一因になります。

 

0歳の便秘の改善方法をご紹介

0歳を含む赤ちゃん・子どもの排便のペースは個人差が大きいです。
そのため、何日出ないと便秘である、と言い切ることは難しいといわれています。
まずは日頃の排便のペースを把握しておきましょう。
ペースを比較することで、便秘かもしれないと予想することができます。
ほかにも、以下のようなときには便秘の可能性が高いです。

・食欲が低下している:授乳量が減る、吐き戻すときにはお腹に便が溜まっているかもしれません。

・機嫌が悪い:普段通りに育児をしても機嫌が悪いときには、溜まった便が不快なのかもしれません。

・便の様子がいつもと違う:便の量が少ない、固いときには便秘かもしれません。

「便秘かもしれない」と気づいたときには、家庭でできる改善方法を試してみましょう。
なかなか改善しない、辛そうにしているときには小児科を受診してくださいね。
0歳の便秘の改善方法をご紹介します。

 

「の」の字マッサージ

マッサージで腸の動きを促しましょう。へそを中心に、手のひらで「の」の字を書くようにお腹をさすります。
しばらく続け、「グルグル」とお腹から音が聞こえると腸が動いたと判断できます。
また、両足を持って交互に動かす運動も効果的です。
股関節の脱臼を防ぐために、無理に行わないよう気をつけてくださいね。

 

綿棒浣腸

綿棒とベビーオイルもしくはワセリンを使って、肛門を刺激しましょう。
滑りを良くした綿棒を肛門から1cm程度入れます。力を入れずにゆっくりと綿棒で肛門を一周してください。
綿棒浣腸のやり方は小児科でも教えてもらうことができます。

 

こまめな水分補給

スムーズな排便のためには十分な水分が必要です。いつもよりも意識して授乳回数を増やしましょう。
粉ミルクを使っているというときには、白湯や麦茶を使っても問題ないとされています。

 

こんなときは迷わず病院へ

0歳の便秘はよくあることです。体質が影響して繰り返し便秘になることもあるでしょう。
過剰に心配する必要はありませんが、以下の症状が見られるときには速やかに病院を受診してください。

・発熱し、ぐったりしている

・お腹の張りが強い

・排便時の出血、血便

・繰り返し嘔吐する

・嘔吐物が緑色である

・1週間以上の便秘を繰り返す

これらの症状が見られる場合、ほかの病気の可能性もあります。
いつもと様子が違うときには、迷わず病院に相談しましょう。

 

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0歳の便秘についてご紹介しました。
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