1歳児の食事の特徴とは?食事の内容や食べ方を詳しくご紹介

生後5〜6ヶ月ごろに離乳食が始まり、あっという間に1歳児を迎えたというママ・パパも多いでしょう。
これまで、食材や調理法、味付けなどたくさん工夫を凝らしてきたはずです。
「1歳児には大人と変わらないものを食べていた」「1歳児になったらなんでも食べられる」
という話を聞いたことがありませんか?
大人と同じものを食べられると食事の準備が少しだけ楽になりますが、
本当に良いのか悩んでしまうママ・パパもいるかもしれません。
今回は、1歳児の食事の特徴を詳しくご紹介します。
家庭での離乳食・幼児食づくりや外食時の参考にしてみてくださいね。

 

1歳児は離乳食から大人と同じ食事になる時期

これまで、ステップを踏んで離乳食を進めてきました。
1歳児の前半は離乳食完了期の時期です。授乳の回数や量も減り、食事で栄養を摂る割合が多くを占めるようになったでしょう。
1歳児の後半になると、いよいよ幼児食のスタートです。
離乳食完了期と大きくは異なりませんが、より大人の食事に近づきます。
離乳食完了期と幼児食では1日3回の離乳食と2回の補食を食べさせますが、1歳児はまだまだ満腹中枢が未発達。
用意した分だけ食べてしまうこともあり、適切な食事の量を用意することが大切といえます。
1歳児の1回の食事量は以下の通りです。

・主食(ごはんや麺など):80グラム〜90グラム(子ども用の茶碗に自然に盛った1杯)

・主菜(肉や魚など):15グラム〜20グラム(卵は全卵の半分など、食材によって量が異なる)

・副菜(野菜や果物など):40グラム〜50グラム(果物よりも野菜を多くする)

 

1歳児の食事の固さとは

1歳児になると、固さのある食材もスムーズに食べられるようになります。
離乳食完了期では、歯ぐきで噛める程度の固さが目安でした。
1歳児の前半の終わりを目処に、もう少し固い食材も取り入れてみましょう。
とはいえ、ステーキのような肉の塊や歯ごたえのある野菜はまだ難しいです。
子どもの食べる姿をよく観察して、少しだけ固さのある食材を取り入れることをおすすめします。
柔らかい食事は、丸飲みをしたり噛む力が育ちにくくなったりする原因に。
これまでの食事に歯ごたえのある食材をプラスするだけで、固いものを食べる練習になります。

 

1歳児の食べ方の特徴とは

離乳食は、ママ・パパがスプーンを使って食べさせる方法が中心でした。
生後10ヶ月〜1歳ごろには、自分の手で食べものをつかむように。
そのまま食べものを運んで、口に入れることもあるでしょう。
この一連の流れを手づかみ食べと呼びます。手づかみ食べは、子どもの発達に必要なもの。
手づかみ食べを通して、五感が発達するのです。
さらに、手や指先を自分の意思で動かすことで、手指の発達も促すはたらきがあります。
また、自分で口のなかに運ぶことで、一口の量や自分の食事のペースも学ぶことができます。
「なんでも丸飲みしてしまう」「口のなかに詰め込んでしまう」というときには、
積極的に手づかみ食べを促すと良いかもしれません。
もちろん、手づかみ食べは手が汚れるため、あまり好まない子どももいます。
無理強いはしないように心がけましょう。1歳半ごろには、食具を使った食事にも興味を示すようになります。

 

手づかみ食べを促すコツ

「なかなか食べものをつかむことができない」「握ったときの感触が苦手」など、
手づかみ食べを嫌がることもあるでしょう。
手づかみ食べをしやすい食材を使うことで、興味を引き出せるかもしれません。
手づかみ食べには、茹で野菜や蒸し野菜がおすすめです。
人参や大根、ブロッコリーなど、しっかりと形のある野菜がつかみやすいといわれています。
手がベタつくこともないため、感触が苦手な子にもぴったり。
手づかみ食べになれてきたら、パンやおやき、おにぎりなどを用意しても食べやすいでしょう。
とはいえ、すべての食材を手づかみ食べ用にするのはママ・パパも大変です。
手づかみ食べが定着するまでは、1品を手づかみ食べ用に用意するとママ・パパの負担も軽減されますよ。

 

食具を使った食事を促すコツ

1歳を迎えてしばらく経ったら、子ども用の食具を用意しましょう。
子ども用品店では、月齢や年齢に合わせた食具が販売されています。
子ども用のものなら、握りやすさもばっちりです。
人気のキャラクターがプリントされたものもあり、子どもの興味や意欲を引き出してくれます。
まずは食事と一緒に食具を並べるだけでOK。
子ども自身が興味を持って触ったり握ったりする姿が見られたら、食具に食事をのせてみましょう。
もちろん、すぐには食具を使えるようにはなりません。時間をかけて繰り返し練習することで身につきます。

 

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1歳児の食事の特徴についてご紹介しました。
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