3歳児からごっこ遊び?ねらいや保育士がしたい援助をご紹介

3歳児からごっこ遊び?ねらいや保育士がしたい援助をご紹介

3歳児になると、語彙が増えて大人の真似をする姿が多く見られるようになるでしょう。遊び方も少しずつ変わり、まわりの友だちと同じ遊びに興味を持つようになります。子どもの遊びの定番であるごっこ遊びは、3歳児におすすめの遊びの一つです。今回は、3歳児クラスで提案したいごっこ遊びについてご紹介します。

 

ごっこ遊びとは

ごっこ遊びとは、大人の真似や社会のルールを取り入れた見立て遊びのこと。0歳から2歳頃までにも見立て遊びを楽しむ姿が見られますが、まわりとの関わりも生まれます。また、ごっこ遊びは子どものイメージによってできあがる遊びです。そのため、子ども一人ひとりの経験が現れるといえるでしょう。成長の過程において大切な遊びです。

 

見立て遊び・つもり遊びとは違う?

これまでも見立て遊びやつもり遊びを楽しむ子どもの姿が見られたでしょう。ごっこ遊びと見立て遊び・つもり遊びの違いは、社会のルールや子どものイメージが遊びに加えられているところ。例えば、お店屋さんごっこではお金を支払わなければ商品を購入することができません。お医者さんごっこでは、お医者さん役の子どもが患者さん役の子どもに優しく診察するでしょう。これらのように、ルールを知らなければできないことが遊びのなかに加えられるようになります。ストーリー性のある遊びといえるのです。

 

3歳児クラスで提案したい!ごっこ遊びのねらいとは

成長の過程において大切なごっこ遊び。保育士はしっかりとねらいを立てて、子どもたちの社会性を伸ばしましょう。友だちとの関わりが増えつつあるとはいえ、3歳児は一人で遊ぶことも多い時期です。保育士が仲立ちをし、子ども同士のつながりを作ることも大切といえます。ねらいについてチェックしてみましょう。

 

創造性を養う

ごっこ遊びは、イメージが大切です。子ども一人ひとりが想像するだけでなく、そのイメージをまわりと共有して遊びが成り立ちます。ごっこ遊びを取り入れることで、創造性や発想力を養うことにつながるでしょう。創造性には注目・興味・関心の心が必要です。日頃の園生活のなかでもさまざまなもの・ことに注目することで、ごっこ遊びがより豊かなものになります。

 

社会性を養う

ごっこ遊びは、小さな社会を経験できる遊びでもあります。大人が過ごす社会は、さまざまなもの・ことにルールがあるでしょう。子どもたちは日々の生活のなかで、少しずつ社会のルールを理解していきます。理解したルールを共有する機会として、ごっこ遊びが最適です。また、社会では人との関わりも欠かせません。その場に合った言葉を選んで発することで、社会性を養うことにつながります。

 

友だちとのコミュニケーションを楽しむ

ごっこ遊びには、子どもと保育士だけでなく子ども同士のコミュニケーションが必要です。言葉のやり取りも遊びのなかで盛んに行われることで、コミュニケーションを楽しむ機会になります。コミュニケーションでは、相手の表情や状況を読み取る力が大切です。ごっこ遊びを楽しむなかで、自然と相手を思いやる気持ちや相手に合わせる気持ちが生まれるでしょう。友だちとの関わりを通して、人との関わり方を学ぶ機会につながります。

 

ごっこ遊びで保育士に求められる援助とは

3歳児では、ごっこ遊びの成立に保育士の援助が求められます。遊びに集中できる環境を整え、子どもたちのイメージを伸ばしましょう。3歳児のごっこ遊びでは、保育士は仲立ち役になることが多いです。求められる援助についてご紹介します。

 

子どもの世界観を尊重する

ごっこ遊びを行うときには、子どもが持つ世界観を尊重しましょう。保育士が先導するのではなく、子どもたちが主体的に楽しむ姿を見守ってください。例えば、ハンバーグなのに焼いていない、ケーキなのに魚がトッピングされているなど現実世界とは違いが生まれることも。そのようなときにも否定はせずに、受け入れて一緒に楽しむことが大切といえます。子どもたちが自由にのびのびとイメージを発揮することで、世界観を広げることにつながるでしょう。

 

子どものペースを尊重する

3歳児の子どもたちのなかには、イヤイヤ期の最中にいる子も。みんなで一緒にごっこ遊びを楽しんでほしい、と思ってしまいますが子どものペースを尊重しましょう。友だちとやりたいごっこ遊びが違う、一人でじっくりと遊びたいなど子どもにも遊びに対する考えがあります。子ども一人ひとりの気持ちを受け止めて、楽しめる環境を作ることが大切です。遊びを進めるなかで友だちと関わりたそうにしている姿が見られたときには、仲間に入れるように自然とフォローしてくださいね。

 

札幌市内の保育士は中和興産株式会社へ

3歳児のごっこ遊びについてご紹介しました。札幌市内で保育園を運営する中和興産株式会社では、各園にて保育士を募集しています。お気軽にお問い合わせください。

 

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